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当サイトは、玄箱PRO (KURO-BOX/Pro)を中心とした組み込み、Linuxと電子工作を扱っています。
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■シャットダウン・スイッチをつけたい
 玄柴には電源スイッチがありません。シャットダウンにはログインしてから、コマンドを実行する必要があります。常に電源を入れておくというコンセプトはいっても、シャットダウン・スイッチがあると便利です。ということで、シャットダウン・スイッチを作ってみます。

■玄柴にスイッチをつけるには
 玄箱Proのとき[1]もそうでしたが、UNIX (Linux) マシンに手軽に自作のデバイスをつなぐには、シリアル・ポートを利用するのが便利です。最近だと USB シリアルを利用すると電源の心配もなくて便利です。
 ところで、USBシリアル(USBパラレル)を使うには、大きく分けて二つの方法が考えられます。一つは、USBシリアル(パラレル)を直接ディジタル入出力に利用し、スイッチを読み込むタイミングなどは玄柴上のプログラムで制御する方法です[2][3]。Gainer mini を使う方法も考え方は、こちらに近い方法です。もう一つの考え方は、USBシリアルにマイコンをつないでおき、玄柴とマイコンの二つのプログラムで役割を分担する方法です。
 どちらも、一長一短があるのですが、後者のように役割分担させておくと液晶などを接続するのに便利です。そこで、マイコンにArduinoを利用してシャットダウン・スイッチをつけてみます。

参考:
[1]「玄箱 PROをDebian化して遊ぶ」これまでのまとめ
[2]シリアル・ポートを使ってディジタル入出力
[3]USB パラレルと LED
[4]USB I/O モジュールとして Gainer mini を利用
書籍「玄箱Proと電子工作で遊ぼう」に[1]から[3]の内容が含まれています。

■Arduino でマイコン・プログラミングをしてみよう
 Arduino はフィジカル・コンピューティングのために開発されたマイコン・ボードと開発環境(Arduino IDE)の名前です。フィジカル・コンピューティングは、キーボードやマウス、ディスプレイといったコンピュータよりのインターフェースでなく、センサやアクチュエータにより身近な実世界/人と対話する形でのコンピュータの利用と考えてください。アートやデザイン(製品)の幅を広げることが可能になります。
 Arduinoは、フィジカル・コンピューティングだけでなく、従来型のマイコンの開発環境としても使うことができ、試作(プロトタイピング)や簡単な工作に便利です。

■Arduino の特長は?
 Arduino の特長は、プログラミングと電子工作の経験が少ない人にも失敗が少ないように工夫されている点にあります。ソフトウェアの開発環境(Arduino IDE)のインストールが簡単で、マイコンと必須の周辺回路が一つのボード(Arduino)に載るようになっています。最初は Arduino と、ブレッドボード、ジャンプ・ワイヤがあれば、はんだ付けなしに取り組めます。また、OS はありませんが、比較的よく使うライブラリが整っているので、初心者でなくてもプロトタイピングに便利です。
 次回は、Arduinoを使って USB でつなぐシャットダウン・スイッチを作成します。

 Arduino も万能ではなく、マイコン・メーカが提供する開発環境と比較するとデバッグ機能が弱い面があります。Arduino でマイコンの使い方に慣れたら、78K, ARM, AVR, H8, HC08, MSP430, PIC, R8, SH2 などのマイコンを目的に合わせて使ってみるとよいでしょう。それぞれに安価な開発キット(プログラマ)や開発環境が用意されています。
(光永 法明)

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