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当サイトは、玄箱PRO (KURO-BOX/Pro)を中心とした組み込み、Linuxと電子工作を扱っています。
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環境を整えるの最近のブログ記事

■OpenOCDとは
 OpenOCD (http://openocd.berlios.de/web/) は Open On-Chip Debugger といって、フリーの JTAG を通したデバッグなどを実現するソフトウェアです。玄柴のuBootの書き換えに失敗したとき(間違ったものを書いた、書き込み中に電源を切った)などに、OpenOCDを使ってフラッシュ・メモリを書き換えることができます。筆者の場合は、uImageの内容をuBootに書いてしまい、慌ててOpenOCDの用意をしました。

■内蔵フラッシュの uImage を書き換える
 USB フラッシュ・メモリなどで新しくコンパイルしたカーネルの動作を確認したら、内蔵フラッシュに書き込んでおくと便利です。内蔵フラッシュ (NAND) メモリへの書き込みには  mtd-tools パッケージが必要です。apt-get でインストールしておきます。

apt-get install mtd-tools

■はじめに
 玄柴の起動デバイスを変えるには U-Boot の環境変数を書き換える必要があります。今回は、環境変数の設定例をまとめて紹介します。

■カーネルとカーネル・モジュールの更新
 玄柴のカーネルには、USBシリアルなどのドライバが組み込まれていないのでカーネル・モジュールが必要です。カーネル・モジュールだけ、コンパイルしてもよいのですが、せっかくなので新しいバージョンをコンパイルしてみます。

■U-Boot での設定
 前回はUSBフラッシュ・メモリに Debian をインストールしました。今回は、まずUSB フラッシュ・メモリにルート・ファイル・システムを読んで起動するように U-Boot を設定します。

■Debian を debootstrap でインストール
 これまでに、開発環境を整えるには、内蔵フラッシュ・メモリでなく、USBフラッシュ・メモリ/SD-Card/eSATA HDDに用意したほうがよいことがわかりました。そこで、玄箱Proと同様に Debain の環境を用意してみました。手順としては、ほぼ Debain 付属のドキュメント http://www.debian.org/releases/stable/arm/apds03.html.ja のとおりです。以下では USB フラッシュメモリ (SDHC カード + USB カードリーダ) にインストールしています。

■玄柴のブートの順序
 玄柴も玄箱Proと同様に U-Boot  がブートローダとして採用されています。電源が入ってリセットがかかると CPU は、内蔵 ROM のプログラムでフラッシュ・メモリから U-Boot を、メイン・メモリにコピーし、メモリ上の U-Boot に制御を移します。つぎに U-Boot が、uImage 形式のカーネルを読み込み、カーネルを起動します。最後にカーネルが root ファイル・システムをマウントして、起動が完了します。

蓋を開けてみよう
 玄柴の中身がどうなっているか気になったので蓋を開けてみました(写真1)。保証対象外になるかもしれないので、まねをして開けるときには自己責任でお願いします。

sheeva-2-2.jpg
写真1 蓋を開けた玄柴


■基本仕様
 昨年の年末に、玄人志向から玄柴(KURO-SHEEVA)が登場しました。Sheeva Plugをベースとしています。基本スペックは、次のようになっています。

  • CPU ARM 1.2GHz
  • メイン・メモリ 512Mbytes
  • 内蔵フラッシュ・メモリ 512Mbytes
  • SD-Card, USB 2.0, eSATA, GbE インターフェース内蔵(各1)
  • コンソールと JTAG のインターフェースを内蔵 (USB 接続、コネクタは USB Mini B)

sheeva-1-1.jpg
写真1 玄柴 (KURO-SHEEVA)の外観
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