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当サイトは、玄箱PRO (KURO-BOX/Pro)を中心とした組み込み、Linuxと電子工作を扱っています。
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Debian 環境を整えるの最近のブログ記事

■はじめに
 玄箱PROのディスクがいっぱいになってきたとき、ディスクを増設したり、コピーして交換したくなります。今回は新しい HDD を USB HDD ケースに入れてコピーをし、玄箱PRO内蔵の HDD と交換してみます(図1)。そのために、fdisk, mkfs などを使って USB HDD を初期化してから、tar で玄箱PRO内蔵のディスクから内容をコピーして、ディスクを交換します。

USBHDDs.jpg
図1 1TB HDD を組み込んだ USB HDD ケース (玄人志向の玄蔵)

■カーネルを最新にする
 最新の安定版の Linux カーネルが 2.6.25.3 になりました。玄箱PROも正式サポートされています。そこで、2.6.25-rc1-git4 に引き続き更新してみました。

■カーネルをコンパイルする
  まず http://www.kernel.org/ から 2.6.25.3 のソースをダウンロードしました。次に、Buffalo @ NAS-Central の Buffalo ARM9 Kernel Port を参考にします1)。玄箱PRO のフラッシュ・メモリに書き込まれている u-boot では、パッチを当てないと起動できないので、Buffalo ARM9 Kernel Port の force-mach-type.patch を当てます。また、shutdown時に電源が切れれるよう Sylver Bruneau さんのパッチを利用してみました。

■最新カーネルを試してみる
 最新の Linux カーネル 2.6.25 が、まもなくリリースされます。現在リリース直前のバージョン (release candidate) が公開されています。2.6.25 からは、玄箱PROもサポートされるということだったので、早速試してみました。試したものは 2.6.25-rc1-git4 です(すでに rc2 が公開されています)。


■シリアル・コンソール用レベル・コンバータを作る
 以前に製作したレベル・コンバータの部品の配置を見直して、実体配線図を用意しました。回路図は以前と同じです。ICが一つとコンデンサだけの簡単な回路です。

■用意するもの
 工具としては、はんだゴテ(コテ台)とニッパー、はんだがあればOKです。部品は表に示します。

部品名                                        メーカ        型番                    個数
レベル・コンバータIC*1                  Sipex        SP3232CPE           1
16ピンICソケット                            -                    -                    1
0.1μF 積層セラミック・コンデンサ    -                    -                    5
D-sub 9ピン・コネクタ(メス)             -                   -                     1
小型万能基板*2                          -                   -                     1
4ピン・コネクタ                              -                   -                    1組または2組
直径0.5mm程度のスズ・メッキ線      -                  -                    少々
ビニール線*3                               -                    -                   少々

*1) 3.3Vで動作し外付けコンデンサが 0.1uF であれば、ほかのメーカでもよい
*2) 2.54mm ピッチ, 写真のように部品面で D-sub 9ピンをはんだ付けするには両面スルーホール基板を用意する。写真の基板の大きさは 34mm × 49mm。
*3)4から5色で色分けするとよい, ここではフラットケーブルを利用している

表:シリアル・コンソール用レベル・コンバータの部品表

■二つの開発の方法
 プログラムを実行するマシン(ターゲット)で開発することをセルフ開発と呼び、開発環境はセルフ開発環境と呼びます。開発用のマシンをターゲットのマシンとは別に用意する場合(とくにアーキテクチャが違うマシンの場合)には、クロス開発と呼び、開発環境をクロス開発環境と呼びます。それぞれで使用するコンパイラは、セルフ・コンパイラ、クロス・コンパイラと呼びます。

■メリットとデメリット
 セルフ開発環境のメリットは、なんといってもコンパイルが終わったら、すぐに実行ができることです。またターゲットと開発マシンで同じ名前のヘッダがある場合などに混乱することもありません。クロス開発環境のメリットは、ターゲットが非力なときにも、開発には十分な能力のあるマシンを使うことができることです。

■電子メールが出せると 
 玄箱PROから電子メールが出せるようになると、センサに反応があったときメールで知らせるといったことができるようになります。そこでメールの設定をしておきます。 
 まずは、apt-get で、exim4 と mailx をインストールします。exim4 はメールの配送システム、mailx はメール・クライアントです。
apt-get install exim4 mailx
■USB audio の音とび
 音とびの話ですが、試行錯誤して解消できました。変更としては、
 (1) カーネルのタイマ割り込みの周期 (HZ) を 100Hz から 1000Hz に上げる(これが効いている)
 (2) EHCI (USB host controller) 周りの変更を kernel 2.6.12-6 に戻す(実はあまり関係なかったかもしれない) 
です。
■NTPで時計を合わせよう
 コンピュータの時計は意外に正確ではない場合があります。一方でコンピュータの時計は正確でないと困る場合も多くあります。とくにネットワークにつながっているコンピュータ同士で時刻が一致しないと、どちらが新しいファイルかわからなくなったりしてしまいます。 
 インターネットを通して時刻を合わせるプロトコルに NTP (network time protocol) があります。このプロトコルは通信の遅れなどを考慮して、コンピュータの時計を正確にあわせてくれるものです。
■玄箱PRO を Debian 化するために参考にしたページ
 玄箱PRO を Debian 化するために参考にしたページと、Debain/Linux を使うときに参考になるページを紹介します。まず、Debian に関しては Debian プロジェクトのページ、
■日本語のファイル名に対応させたい
 UNIX だけで作業していると日本語のファイル名を使うことは少ないのですが、Windows のファイルをやりとりすると、ファイル名に日本語を使いたくなることがあります。そこで locale をインストールして、ls などで、日本語ファイル名が使えるようにします。

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