LPC1114 付き LPCXpresso 開発環境を起動しよう

 NXPセミコンダクタ社(以下NXP社)の LPCXpresso 開発環境をインストールしました.しかし,このままでは,使用時に制限があるのです.

開発環境の起動

 LPCXpresso 開発環境をインストールしたら,スタートメニューから「すべてのプログラム → LPCXpresso v3.2 → LPCXpresso v3.2」とたどって,開発環境を起動します.

LPCXpresso のスプラッシュ ワークスペース指定ダイアログ

 すると,スプラッシュが表示されたあと,ワークスペースを指定するためのダイアログがあらわれます.ワークスペースとは,アプリケーションを作成するための作業場所のことです.ここでは,デフォルトの作業場所として,「マイドキュメント」のとあるフォルダが表示されています.

 ここでは,デフォルトの設定のままにしておき, OK ボタンをクリックします.


ライセンスがありませんダイアログ

ライセンス・タイプ: 有効化されていない(有効化が完了していない)

デバッグ上限: 8kバイト

アクティベーション・コード: 無効

 すると, LPCXpresso 開発環境画面が開くのですが,いっしょにダイアログがあらわれます.このダイアログは,ライセンスに不備があるため,8Kバイトを超えたプログラムのデバッグができないことを警告するダイアログです.

 このままでも8Kバイトのプログラムなら使えますが,普通にプログラミングをしていると,あっという間に制限を超えてしまうので,先に制限を取り払っておきます.

アクティベーション・コードの請求

 デバッグの制限を取り除くための解除コードをアクティベーション・コードと呼んでいます.


ライセンス要求メニューアイテム

 アクティベーション・コードを取り寄せるためには,まず, LPCXpresso 開発環境のメニューから「Help → Product activation → Create Serial number and Activate...」を選択します.


シリアル番号の発行ダイアログ

 すると,自動的にシリアル番号と呼ばれるコードが生成され,ダイアログに表示されます.シリアル番号は,現在のコンピュータの状態から生成されます.また,アクティベーション・コードは,このシリアル番号に対応したものが発行されます.あるシリアル番号に対して発行されたアクティベーション・コードを別のコンピュータで使うことはできません.

 このダイアログには,二つのチェック・ボックスが付いています.「外部ブラウザを開く」チェック・ボックスをチェックしておくと,普段使っているブラウザが開きます.今回は,外部ブラウザを使用するために,チェックしました.

 もうひとつの「シリアル番号をコピーする」チェック・ボックスは,クリップボードにシリアル番号をコピーするためのものです.今回は必要ないので,チェックを外します.

 準備ができたら, OK ボタンをクリックします.


アクティベーション・コード発行要求ページ

 すると,ブラウザが,ある Web ページを表示します.このページでは,シリアル番号に対応するアクティベーション・コードの発行を受け付けます.すでにシリアル番号が入っているので, Send me my activation code ボタンをクリックします.

外部のブラウザを指定したのは,ここで再ログインの手間を省きたかったからです. LPCXpresso 自身もブラウザの機能をもっていますが,結局,ログインする必要があるので,二度手間になってしまいます.

もし,このページが開かなかった場合には,ブラウザに設定されている Cookie が失われているために,ログインできなかった可能性が考えられます.ブラウザで Code Red のサイトにログインし,シリアル番号の発行からやり直してみてください.

それでも解決できない,あるいは,開発に使用する PC がネットワークにつながっていないなどの場合には,以下の方法をお試しください.

  • Code Red のサイトにログインする.
  • ページの上の方にある "My Registrations" をクリックする.
  • テキスト・ボックスにシリアル番号を入力する.
  • Send me my activation code ボタンをクリックする.
アクティベーション・コード発行受け付けましたページ

あなたのアクティベーション・コードは,このアカウントに登録されている電子メール・アドレスに送られました.

"lpcxpresso@code-red-tech.com" からの電子メールが確実に受信できるようにしてください.また,アクティベーション・コードが受信できない場合には,スパム・フォルダを確認してください.

すると,次のページに遷移し,電子メールが送信されたことを示すメッセージが表示されます.しばらくすると,アクティベーション・コードが書かれた電子メールが届くはずです.

アクティベーション・コードの登録

 電子メールが届いたら,アクティベーション・コードを確認して, ctrl+C などでクリップボードにコピーします.


アクティベーション・コード登録メニューアイテム

 そして, LPCXpresso 開発環境のメニューから「Help → Product activation → Enter Activation code」を選択します.


アクティベーション・コード登録ダイアログ

 すると,アクティベーション・コードを登録するためのダイアログが開きます.テキスト・ボックスにアクティベーション・コードを ctrl+V でクリップボードから入力し, OK ボタンをクリックします.


アクティベーション・コード登録完了ダイアログ

 すると,128Kバイトまでデバッグが可能なライセンス(FULL)が登録されたことをしめすダイアログがあらわれます.これで,安心してアプリケーションの開発ができます. OK ボタンをクリックして,ダイアログを閉じます.

 次回は, LPCXpresso 開発環境でプロジェクトを作成します.

田中範明(noritan.org)


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