2010年11月アーカイブ

STM32バリュー・ライン内蔵のST-Link
   前回、IAR Embedded WorkBenchの32KBのメモリ制限版の開発システムをダウンロードしインストールしました。この開発システムが、STM32シリーズのマイコン・ボードにプログラムを書き込み、デバッグを行うためには、SWD(シリアル・ワイヤ・デバッグ)のモジュールが必要になります。STM32 VL Discoveryのマイコン・ボードには、SWDによるオンライン・デバッグを行うST-Linkのモジュールが搭載されています。このST-Linkのモジュールとマイコン・ボードの関係を確認します。

マイコン・ボードのUSBコネクタ側がST-Link
 マイコン・ボードの部品面を次に示します。ボードには二つのマイクロコントローラが搭載されています。右側のUSBコネクタが取り付けてあるほうがST-Linkモジュールで、左側の少し大きいマイコンが搭載されているほうが、このCortex-M3のマイコン・ボードです。

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mbedプログラム
 測定した太陽光発電パネル電圧・電流・電力、バッテリ電圧をファイルに記録するmbedプログラムを考えましょう。

■■Publish
 mbedプログラムは下記URLでPublishしています。

  http://mbed.org/users/takeuchi/programs/2ak1010_LocalFile_W_solar/lg28bo

 LCDでいろいろなプログラムを作成していると、図8の文字コード表に載っていない文字や記号を表示したくなることがあると思います。ここでは、自分で作成した文字や記号をLCDのCGRAMに登録し、表示する方法を紹介します。
 ここでは、LCDに「えれきじゃっく!」とひらがなで表示してみます。

STM32バリュー・ラインDiscoveryキットの導入
  STマイクロエレクトロニクスからARMマイコンSTM32の安価な評価キットが発売されました。
 このキットは次に示すように、評価ボードとボードの動作確認の概要説明と、このキットを利用するための具体的な説明が用意されているホームページのアドレスが記入されたカードがあるだけのキットです。

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LPCXpresso と USB シリアル変換モジュール ボーレートを自動設定させる

 NXPセミコンダクタ社LPCXpresso 基板を使って,マイコンとPCでデータを送受信するプログラムができました.そのためには,それぞれのボーレートを合わせなくてはなりません.何とか自動化できないものでしょうか.

mbedプログラムの改良
 前回のテスト・プログラムでは更新が早すぎて、電流値がちらちらと変化してうっとうしく感じます。そこで、電流電圧を1秒ごとに計測し、10秒単位で平均したものを表示するように改良したプログラムを紹介します。

■■Publish
 下記URLでPublishしています。
  http://mbed.org/users/takeuchi/programs/2ak1009_avg_I_Solar/lg1ikj
4 温度を測定しLCDに表示する
 次に温度を測定し、LCDに表示してみます。温度センサにはLM35を使います(図10)。LM35は簡単に温度を測定できるため、インターネットで多くの利用事例が紹介されています。

s図10_LM35ピン配置.jpg
図10 LM35ピン配置

 使い方も簡単で 4~20[V]の電源電圧を加えるだけで 2℃ ~ 150℃までの温度が測定できます。しかも、1℃温度が上昇するごとに+10mVの電圧が出力されるので、動作が確認しやすくとても使い使いやすいセンサです。
 たとえば、室温25.9℃をこのセンサで測定すると0.259[V]が出力されます(図11)。今回はこの温度センサを使って室温を測定し、LCDに表示してみたいと思います。

s図11_LM35の動作確認.jpg
図11 LM35の動作確認

  品川の東京コンファレンスセンターで2010年11月11日、ARM Forum 2010が開催されました。品川というと、つい高輪口のホテル群が会場と勘違いし高輪口に出てしまいました。21世紀の品川は港南口になっていたのを忘れていました。
 そのため、港南口に接した東京コンファレンスセンター・品川(アレア品川)の3Fの受付に着くのが少し遅れてしまい、多くの人がもう並んで9時からの受付の開始を待っていました。

午前中の講演はメイン会場に入りきらず別室のビデオで受講する人も
  9:30の講演の開始時間になる前にメイン会場は満席になりました。写真撮影などの禁止が表示されていましたので、カメラは持って行ったのですが撮影はしてきませんでした。
 次に示すのが主な講演資料です。キーノート・スピーチの講演資料には、ARM社の講演のパワーポイントの主な資料はほとんど印刷されていました。

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mbedプログラミング

■■Publish
 電流計測用テスト・プログラムは下記のURLでPublishしています。

  http://mbed.org/users/takeuchi/programs/2ak1009_I_Solar/lg1hp0
LPCXpresso と USB シリアル変換モジュール マイコンにデータを受信させる

 NXPセミコンダクタ社LPCXpresso 基板を使って,マイコンからPCにデータを送信するプログラムができました.次は,PCからのデータを受信するプログラムを作成します.

 前回までに簡易MPPT方式による太陽光発電電圧管理にmbedを利用したシステムを構築しました。
 前回のシステムに電流計測ユニットを搭載して、太陽光発電電力を計測できるようにしましょう。今回製作する電流計測付きMPPT太陽光発電システムのシステム構成図は次のとおりです。
 電流計測するには計測ユニットを回路に接続する要があります。電流計測は直列接続が原則です。下記エレキジャックwebで紹介されている市販ユニットを使っています。

   http://www.eleki-jack.com/ejackino/2010/03/no20-ejackinolcd13.html

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3 LCDに文字を表示する
 それでは、LCDに文字を表示してみましょう。
 まず最初に新しいプログラムを作成してください。ここでは、プログラム名を[LCD_chara]としました。今回はTextLCDライブラリを使ってプログラムを作成するので、このライブラリを追加します。
 ライブラリの追加方法ですが、後で自分で作成した文字や記号を表示(外字を表示)するプログラムを作成します。このときに、TextLCDライブラリを変更する必要があるので、今までとちょっと違った方法でライブラリを追加します。

 まず、図2のようにプログラム名を右クリックし、新しいフォルダを作成してください。フォルダ名はText_LCDとします。すると、図3の赤いアンダラインのようにプログラム名の階層の下に新しいフォルダ(TextLCD)が作成されます。

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図2 フォルダの追加

LPC1114のテスト・ボードXpressoでテストする(11)
 前回、プロジェクト>オプションでプログラム作成に必要な設定を行ってあります。前回保存したワークスペースを開きます。

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LPCXpresso と USB シリアル変換モジュール マイコンからデータを送信する~後編~

 NXPセミコンダクタ社LPCXpresso 基板と PC の端末エミュレータを使って,マイコンからデータを送るためのプロジェクトを作成しました.いよいよ,プログラムを作成します.

プログラミング
■■Publish
 ノキアLCD3300のテスト・プログラムは下記URLでPublishしています。
  http://mbed.org/users/takeuchi/programs/2ak1003_NokiaLCD_Test1/5ygr5

■■注目のmbed命令
 新しい命令はありませんが、NokiaLCD3300用テスト・プログラムとライブラリを両方ともインポートして使用してください。

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LPC1114のテスト・ボードXpressoでテストする(10)
   前回に引き続いて、プロジェクトのオプションの設定を行います。前回まででC/C++のコンパイラの設定まで行いました。今回は、アセンブラは使用していません。出力コンバータ、カスタム・ビルド、ビルド・アクションはデフォルトのままとします。

リンカ
  デフォルトのリンカの設定は次のようになっています。

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 富士通セミコンダクター(株)は、2010年11月下旬から、Cortex-M3シリーズ44製品をサンプル出荷、2011年1月下旬から量産出荷するアナウンスを行った。
 他社のCortex-M3と異なるのは、同社のNOR型フラッシュ・メモリの技術で、60MHzまでウェイトが入らない、10万回の書き込み回数、20年の保持時間などが特徴になっている。また、電源電圧は、2.7V~5.5V、1.8V~3.6Vの2系統があり、3Vと5Vの電源に対応できる。またモータの駆動用に3相制御用のPWM出力が生成できる周辺モジュール、モータ回転位置検出カウンタ、12ビットA-Dコンバータ(1μs変換)など、FA,家電などの業界のニーズに合わせた機能が盛り込まれている。
 第一弾44品種は、80/40MHzの100~120ピンのデバイスで、CAN/USB2.0の有無、128K/RAM12Kバイトから512K/RAM64Kバイトの容量の組み合わせになる。80MHz、CAN×2、USB、512K/64KバイトのMB9BF506RPMCのサンプル価格は650円。
 今後の展開として、パッケージのピン数は、32ピンから176ピン、クロックは20/40/80/144MHz、イーサネット対応、LCDコントロール、14ビットADC、ストップ時のリーク電流の少ないモデルなども来年早い時期にラインナップされる予定になっている。

LPCXpresso と USB シリアル変換モジュール マイコンからデータを送信する~前編~

 NXPセミコンダクタ社LPCXpresso 基板と PC の端末エミュレータを使って会話を行うためのハードウェアが,ようやくそろいました.いよいよ,ソフトウェアを作成します.

記事を書いている間に LPCXpresso 統合開発環境(IDE)のバージョンがどんどん進んでしまい,この記事を書いている時点での最新版は V3.5 になってしまいました.そのため,この記事では, LPCXpresso V3.5 を使用したプログラム作成例を紹介します.

 ノキア製LCDモジュール3300 SPI対応モジュールに、mbedに接続しましょう。
  http://www.aitendo.co.jp/

 LCDモジュール単品でも購入できますが、キャリーボードと呼ばれる取り付け基板、フレキシブル・ケーブルの3点セットを購入しました。

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 今回は、StarBoard Orangeに付属しているLCDを使ってプログラムを作成していきます。 LCDを使用すれば、いろいろな情報が表示できるようになりとても便利です。
 たとえば、以下のような利用が考えられます。
  • mbedに接続したセンサの値を表示する。
  • mbedのネットワーク情報など、実行時のmbedの状態を表示する。
  • 時計やゲームなどLCDを利用したシステムの開発
  • プログラム製作時のデバッグ
 StarBoard Orangeには16×2のキャラクタLCDが付属しています。今回はこのLCDを使ってLCDの使い方をマスタしましょう。

 mbed太陽光発電システムは順調に稼働していますか? 太陽光発電パネル電圧とバッテリ電圧をファイルに記録しましょう。

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LPCXpresso と USB シリアル変換モジュール ハードウェアを準備する

 USB シリアル変換モジュールと端末エミュレータが準備できたので,いよいよ,NXPセミコンダクタ社LPCXpresso 基板を接続します.





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