IAR Embedded Workbenchの最近のブログ記事

 昨年の末にIAR Embedded Workbench IDEのV5.507をダウンロードしたあと、しばらくIARのダウンロード・ページにアクセスしていなかったら、現在のバージョンはV6.10になっていました。
 次に示すように、V5.5よりV6.1はダウンロードするファイルの大きさが150Mバイトくらい増加しています。
 回線が込んでいてダウンロードのスピードがあまり出ず、このときはダウンロードに1時間以上の時間がかかってしまいました。

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STM32バリュー・ライン用のサンプル・プログラムGPIOToggleを動かす
   今回は、GPIO_Init()関数でどのようなことが行われているか確認します。半分はSTM32のGPIOの制御の仕組みについて、半分はプログラムのCの記述方法の話になります。手元にJIS プログラム言語C JISX3010をおき、参照しながら確認することにします。
 GPIO_Initを呼び出す前に各GPIOの操作を行うためには各ポートのクロックをイネーブルにする必要があるため、RCC_APB2PeriphClockCmd関数でGPIOの該当ポートのクロックをオンにしました。関数GPIO_Initに渡す引数として対象汎用入出力ポート名と初期化のための次の二つのデータを用意します。
 この二つのデータは、初期化のためのデータ構造 GPIO_InitStructureのメンバのGPIO対象ピンを示すGPIO_PinとGPIOの動作モードを指定するGPIO_Modeの二つです。
 GPIO_InitStructure.GPIO_Pinには16ビットがすべて1がセットされたGPIO_Pin_Allの値が書き込まれ、GPIO_InitStructure.GPIO_ModeにはGPIO_Mode_Ainの値が書き込み、この初期化データのデータ構造のアドレスをGPIO_Init関数の2番目の引数として渡します。データ構造のアドレスを示すために、2番目の引数はデータ構造名GPIO_ InitStructureにこの変数のアドレスであることを示す&を付加し記入されています。
        &GPIO_InitStructure

 

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STM32バリュー・ライン内蔵のST-Link
   前回、IAR Embedded WorkBenchの32KBのメモリ制限版の開発システムをダウンロードしインストールしました。この開発システムが、STM32シリーズのマイコン・ボードにプログラムを書き込み、デバッグを行うためには、SWD(シリアル・ワイヤ・デバッグ)のモジュールが必要になります。STM32 VL Discoveryのマイコン・ボードには、SWDによるオンライン・デバッグを行うST-Linkのモジュールが搭載されています。このST-Linkのモジュールとマイコン・ボードの関係を確認します。

マイコン・ボードのUSBコネクタ側がST-Link
 マイコン・ボードの部品面を次に示します。ボードには二つのマイクロコントローラが搭載されています。右側のUSBコネクタが取り付けてあるほうがST-Linkモジュールで、左側の少し大きいマイコンが搭載されているほうが、このCortex-M3のマイコン・ボードです。

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STM32バリュー・ラインDiscoveryキットの導入
  STマイクロエレクトロニクスからARMマイコンSTM32の安価な評価キットが発売されました。
 このキットは次に示すように、評価ボードとボードの動作確認の概要説明と、このキットを利用するための具体的な説明が用意されているホームページのアドレスが記入されたカードがあるだけのキットです。

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