CHOROQ HYBRIDを使って赤外線リモコン制御の基礎を学ぶの最近のブログ記事

3-3 オリジナル・リモコン・プログラムの作成

 それでは、プログラムを作成していきたいと思います。プログラム名は[choroq_remocon]にします。
 続いてジョイスティックを使ったCHOROQ用リモコン(図16)を作成してみたいと思います。
 使用するジョイスティックは、浅草ギ研の型式AS-JS(図17)を使用しました。ジョイスティックについては浅草ギ研の以下のホームページに紹介されています。
  http://www.robotsfx.com/robot/AS-JS.html(浅草ギ研 商品説明ページ)

s図16_ジョイスティックリモ.jpg
図16 ジョイスティック・リモコン


2 CHOROQのリモコンでmbedを制御する

 それではCHOROQのリモコン信号をmbedで読み取り、押されたボタンをLCDに表示するプログラムを作成しましょう。回路は簡単で赤外線受光モジュールに電源を接続し、出力信号をmbedのP21端子に接続するだけです。今回の回路図を図13に示します。赤外線受光モジュールはSFC-5110というセンサを使用しましたが、38[kHz]用の赤外線受光モジュールであれば違う型式のものでも代用できます。

 また、電源に電池を使う場合、新品の乾電池を使うと電圧が高くなるので回路に接続する前に必ず電圧を確認し、電圧が高い場合は充電池を使うか電池の本数を減らすようにしてください。
 それでは、プログラムを作成していきましょう。プログラム名は[choroq_sigAnalyze]です。

s図13_赤外線受光モジュール.jpg
図13 赤外線受光モジュール回路図


1-2 赤外線LEDと赤外線受光モジュールの関係
 次に赤外線LEDと赤外線受光モジュールの関係について調べてみましょう。

 実は前回掲載した図7と図8の解析結果に従って[0]->[LED OFF]、[1]->[LED ON]のように
赤外線LEDを単純にON-OFFしてもCHOROQは動作しません。
 これには理由があり、リモコンが外乱の影響を受け誤動作しないようにちょっとした細工が
してあるためです。
 赤外線受光モジュールは、通常5[V](Hi)を出力しています。LEDをONにしてもOFFにしても出力に変化はありません。ところが、 38[kHz]の信号をLEDに入力し、高速にLEDを点滅すると、出力が変化し0[V](Lo)になります。図10は、赤外線LEDと赤外線受光モ ジュールの出力信号をオシロスコープで観測したものです。上のオレンジ色の波形が赤外線LEDの信号で、下の水色の波形が赤外線受光モジュールの出力で す。
 

s図10_赤外線LEDと赤外線モジ.jpg
図10 赤外線LEDと赤外線モジュールの波形

 今回はCHOROQ HYBRIDを使って赤外線リモコンを応用したプログラムを製作します。
 CHOROQ HYBRIDとは、タカラトミーから販売されている超小型のリモコン・カーで、付属の赤外線リモコンを使ってCHOROQを遠隔操作することができます。図1はCHOROQとリモコン、単3電池を並べたもので、この図を見るとCHOROQがどれくらい小さいかわかっていただけると思います。
 それでは今回の予定ですが、まず最初に赤外線リモコンを使ったプログラムを作成するのに必要な基礎知識について簡単に紹介します。続いてCHOROQのリモコンを操作すると、押したボタンの機能がLCDに表示されるプログラムを作成し、最後に2軸ジョイスティックを使ってオリジナルの赤外線リモコンを製作します。今回の記事を読めば、赤外線を使った送受信プログラムを製作するヒントが得られると思います。

s図1_CHOROQ_HYBRID.jpg図1 CHOROQ_HYBRID





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