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はてなブックマークに追加   第1次プロトタイプの試作

 なるべく少ない素子で、安全で再現性のよいものを狙って・・・。
 最後にはプリント基板を製作して、1種類の基板でAB級10W、A級15W、AB級50W程度まで作り分けられるようにします。

 蛇の目ユニバーサルにいきなり部品を取り付けては失敗する確率が高くなります。面倒ですが図形ソフトを使って部品配置を考えます。

部品配置

 組配が完了しデータを取っているところです。
 赤い抵抗が負荷抵抗で8Ωが2組になるように結線してあります。
 トランスはトヨデンのHT1812です。2次試作ではもっとパワーの大きいものを使用する予定です。
 
実験中
 
 10W程度でも正弦波で連続出力すると結構アルミ板が熱くなります。
 ということでファンの両脇に8個のゴム足をつけてアルミ板の下に置いています。
 
実験中
(写真をクリックすると大きくなります。)

 下図が第1次試作回路の最終定数です。
 
第一次試作回路

 下図が利得・位相-周波数特性の実測データです。ほぼシミュレーションと同じ値が得られています。これは周波数特性がR6,R7,RV1,C3,C4,R18,R32,C9のパッシブ素子とTr2,Tr3のgmの定数そして帰還抵抗R31,R30,RV4,R37で決定されるためです。

 graph1-1.gif
 
 下図は出力インピーダンスの実測データです。シミュレーションより少し良い値になっています。出力トランジスタのHFEのモデリンク値が現実と異なっているためと思われます。

graph1-2.gif
 
 下記は方形波応答波形です。
 1000pFと0.01uFでは抵抗負荷と差がでません。±10V出力で1uFのコンデンサ負荷では出力電流が保護回路で制限され台形波になっています。±1V出力で1uFのコンデンサでは大きなリンギングがみられますが、こんなに大きなコンデンサが接続されることはないので、まずは安全な波形になっています。

<抵抗負荷8Ωのみ>
抵抗負荷8Ωのみ

<0.1uF ±10V>
0.1uF  ±10V
 
<1uF ±10V>
1uF ±10V

<0.1uF ±1V>
0.1uF  ±1V

<1uF ±1V>
1uF ±1V

● 2段エミッタ・フォロア・プロトタイプ ひずみ特性

 シミュレーションで確かめられたように、出力段の入力インピーダンスの非直線性が原因して若干物足りない値になっています。
 第2次プロトタイプでは3段回路も試作して比較しようと思います。
 プリント基板は2段、3段いずれも実装できるよう製作します。
 
<アイドリング電流50mA>
アイドリング電流50mA

<アイドリング電流100mA>
graph1-9.gif



遠坂俊昭

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カレンダ

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2007年7月23日 10:28に投稿されたエントリーのページです。

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