今回は、本誌では詳しく触れなかったケーブルについて説明します。
利用しているケーブルの種類
(1) 電力供給用ケーブル
スイッチング電源からWDA02のディジタル・アンプ基板への電力供給用のケーブルは0.5mmφ以上で1.3mmφ以下のより線のケーブルを使用します。エレキジャックNo7の記事では0.75sqケーブルを2本パラに接続して利用しています。
(2) スピーカ出力用ケーブル
基板電源供給用ケーブルと同じ太さのものを使用しました。0.75sqのものをはんだ付けして使用しています。最近はスピーカ・ケーブルについて低インピーダンス化や銅の純度も問題にする場合があります。その場合は、基板からコネクタの接続も同じスピーカ・コードを利用するのも一つの方法です。
スピーカ・コードの差は実感として感じたことがありませんので、電源供給用のケーブルと同じ0.75sqのコードを使用しました。
(3) ボリュームの配線
ボリューム、バランスなどの10kΩのボリュームと基板との間の配線は、0.2から0.3sqのリード線を三つ編みしています。3色のケーブルを三つ編みしておけば基板の1、2、3の番号とボリュームの端子番号を間違いなく接続できます。
三つ編みは、次に示すように3本のリード線を交互に編み上げていきます。次の写真は編み上げの様子が分かるようにゆるく編んであります。実際はもう少しきつく編みます。
(4) 入力信号ケーブル
外部の機器からの音声信号は、背面はRCAのピンジャック、前面はステレオ・ミニジャックで受けています。この入力信号のケース内の配線は赤白オーディオ・ケーブルを使用しています。オーディオ・ケーブルは、赤の右音声用、白の左音声用の2芯のリード線がグラウンド線も兼ねるシールドでカバーされています。不要なオーディオ・ケーブルが大量にあるので、有効活用を図っています。
基板の入力はピン・プラグ側
オーディオ・ケーブルのピン・プラグを切断し、左右の2線に分かれているほうを基板側ではんだ付けしました。赤の芯線をRにはんだ付けし、シールドの銅線はGNDに接続します。L側は赤でないこの場合は透明な白側のケーブルの芯線を半付けします。シールドの銅線は、同様に次に示すようにGNDに接続します。
もう一方はフロント・パネルの6Pのスイッチ
基板に接続された、信号ケーブルのもう一方は、フロント・パネルの6Pの切り替えスイッチの中点にそれぞれはんだ付けします。6Pスイッチの上段にはフロント・パネルに設置したミニ・ステレオ・ピンジャックからのケーブルを接続します。6Pスイッチの下段はリア・パネルのRCAジャックからケーブルを接続します。各ケーブルのシールドのグラウンドは相互に接続しますが筐体などへの接続は行っていません。
背面のRCAジャックへの接続
RCAジャックの配線は、RCAジャックの赤白とケーブルの芯線の色を合わせてはんだ付けして配線してあります。



