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はてなブックマークに追加   フルディジタル・アンプを作る(Webshopのご案内、Q&A)

11/5 14:00 本日、第2ロット分が用意できました。Webshopで購入できます。

Q&A

Q : 『エレキジャックNo7』の記事ではVDD:12V使用ですが、当方15V/3Aのスイッチング電源を持っていますのでこれを使用したいのですが、このまま使用出来ますでしょうか?

A : VCC2 (12V) の電圧範囲は TAS5142 の仕様により 10.8V から 13.2V ですので、そのままでは使用できません。15V の電源を PVDD に供給する場合には、三端子レギュレータで 12V を生成するなどして、VCC2 には上記の範囲の電圧を供給するようしてください。(2008/10/29)

: 記事の回路では入力の切り替えにマルチプレクサを使用し、スイッチで順番に切り替えるようになっていますが、ロータリ・スイッチでの切り替えに置き換えようと思っています。キットの基板上では、入力in1からin4までピンでショート出来るようになっていますが、ここにロータリ・スイッチをつなぎ、マルチプレクサICを取り外すだけで、正常に動作させられるでしょうか。

: 動作する可能性はありますが、お勧めはしません。ロータリ・スイッチまでの配線を極力短くし、グラウンドと信号をペアで配線すれば、おそらく動作する場合が多いと思います。お勧めしない理由は、回路の該当部分の信号は比較的周波数の高いディジタル信号であり、ロータリ・スイッチの接触抵抗(経年変化する)によるトラブルも考えられるからです。
 ロータリ・スイッチを使う場合は、U7 (MSP430) と U5(74HC153)の間の信号2本をパターン・カットし、図(RSW.pdf)のようなダイオード・マトリクスによる回路を入れると上記の問題は避けられれます。別の方法としてパターンはそのままで、LED のインジケータをつける方法があります。一つは7セグメントLEDによるもの(0, 1, 2, 3 を表示)で、一つは四つのLEDを使った表示です。いずれもテストはしていませんが、よかったらお試しください。(2008/11/19)

Q: PCM2706 を使って USB 入力をつけたい。NEW

A: PCM2706 と基板の間をつなぐにはいくつかの方法があります。

(1) TOSLINK(光入出力)あるいは同軸入出力を使ってつなぐ
(2) PCM2706 の S/PDIF 出力を直接基板につなぐ
(3) PCM2706 の I2S 出力を基板につなぐ

 (1) の方法は当たり前ですが、基板を無改造で使用可能です。

 (2) の場合には、U4, U8, U9 のいずれかを実装しないか、U4 の 74HC04 の 10ピン
(入力1)または 4ピン(入力2))、TORX177 の出力(U8:入力3, U9:入力4)が J3 ま
で基板のはんだ面で通っているので、J3 の手前でパターン・カットし、PCM2706 の
出力を代わりに接続します(J3が接続に使えます)。

 (3) の場合には、J4の中央をはんだ面でパターン・カットします。J4 の TAS5086 側
に、PCM2706 の I2S 出力を接続します。若松通商の USB オーディオ・キット
WUAIF01 の場合、CN1 に I2S 出力を出すことができます。1ピンのBICKは、SCLK
へ、2ピンのMCLKはMCLKへ、3ピンのSDATAはSDINへ、4ピンのLRCKはLRCLKへ、5ピ
ンのGNDはGNDへつないでください。この場合、マルチプレクサによる入力切替は
利用できません。

 また、(2) ,(3) いずれの場合も、PCM2706 を USB バスパワー駆動するときには、アン
プ基板の電源を投入してから、PCM2706 を USB 接続するようにしてください。
順序を逆にするとアンプ基板の 74HC153 (2の場合) や TAS5086 (3の場合)を壊
す可能性があります。本格的に使用するには、PCM2706 をセルフパワー動作と
し、電源をアンプ基板から供給するのがよいです。

 PCM2706 をセルフパワー動作とするには、16ピン(PSEL)をグラウンドにつなぎ
(バスパワー時は3.3Vにつながっている)、3ピン(HOST)をUSBコネクタのVBUSへ
つなぎ、2(VCCP), 21(VDD), 24(VBUS), 27(VCCL), 30(VCCR) をアンプ基板の
3.3Vにつなぎます。電源用グラウンドも忘れずにつないでください。キットを改
造するときには、元のパターンをよく見て改造してください。

 なお PCM2704 の場合には、I2S 出力がないので(3) の方法はとれません。セルフパ
ワー動作にするときのピン番号は、4ピン(PSEL, グラウンド), 3ピン(HOST, USB
コネクタのVBUS), 20(VCCP, 3.3V), 7(VDD, 3.3V), 10(VBUS, 3.3V), 13(VCCL, 3.3V), 16(VCCR, 3.3V) になります。



訂正 お詫びして訂正いたします。

  エレキジャックNo.7 p.96 のフルディジタル・アンプの回路図中 U11の型番 TA78055->TA7805S


10/16 17:00 本日少量ですが用意できました。Webshopで購入できます。

 今回分で最初のロットが終了です。次のロットを用意していますが、為替の関係で、資材の価格の変動があった場合、定価の見直しをする予定です。11月中旬以降になりますが、用意できしだい、ここでご案内いたします。

 よろしくお願いいたします。


10/10 12:00 本日少量ですが用意できました。Webshopで購入できます。

10/2 17:00 本日少量ですが用意できました。Webshopで購入できます。


9/24  CQ出版の
Webshopで部品セットを販売する予定で、10セットを月曜日(9/22)に登録し、本日ご案内しようとしましたら、ほとんど売切れ状態になっています。大変申し訳ございません。
 追加セットを用意していますので、用意できしだい、ここでご案内いたします。
 よろしくお願いいたします。


■■フルデジタル・アンプの電源■■

電源は4系統ある
 フルディジタル・アンプの電源は、大きく分けて4系統必要です。電圧が低いほうから 3.3V 系(VCC), 5V 系, 12V 系 (VCC2), PVDD 系です。このうち、3.3V (VCC) と 5V については基板上の三端子レギュレータで VCC2 から生成しています。したがって、外部から供給が必要なのは VCC2 (12V) と、PVDD になります。

VCC2 と PVDD の電圧範囲
 VCC2 は基板上で、TAS5142, TA7805S (5V三端子レギュレータ), TA48M033F (3.3V三端子レギュレータ) に供給しています。一番動作電圧範囲が狭いのは TAS5142 で、推奨動作範囲は 10.8V から 13.2V で、推奨値は 12V です。一方 PVDD の電圧範囲は、0V から 34V です(推奨範囲は 32Vまで)。ただし、設計時には 12V を前提としています。

 したがって、PVDD に電圧が 13.2V 以上の電源を使いたい場合には、VCC2 用に 12V 電源を用意する必要があります。別途 AC アダプタを用意しなくても、PVDD に供給する電源が 15V 以上の場合には、三端子レギュレータによる安定化電源回路(図1)が利用できます。

12V電源回路例.pdf
図1 三端子レギュレータによる安定化電源回路

PVDD の電圧範囲
 PVDD の電圧をむやみにあげることは、お勧めできません。一つには、ローパス・フィルタに利用しているコイルの許容電流(983BN-1003では 5A)、基板パターンの太さ、TAS5142 の発熱といった問題があるからです。もう一つは分解能の問題です。高い電源電圧で、ボリュームを絞って聞くのは分解能の点で不利になります*1,*2。逆に音量が十分な範囲で PVDD の電圧を下げるように改造するのがよいと思います(その場合にも VCC2 は、上記の範囲とする必要があります)。

*1 フルディジタル・アンプを作る(3/5)
*2 フルディジタル・アンプを作る(5/5)


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2008年12月 5日 10:40に投稿されたエントリーのページです。

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