エレキジャックno.7で紹介したフルディジタル・アンプに、ステータスの液晶表示をつけてみたので紹介します。キャラクタ液晶をMSP430で制御し、I2Cを通してフルディジタル・アンプのMSP430からステータスを送ります。

■全体の構成と機能を決める
アンプの状態として知りたいのは、(1) 音量, (2) 入力チャネル, (3) サンプリング・レートなどの情報です。(1) と (2) は、アンプ上の MSP430(以下, (A)をつける) にあります。(3) についてはTAS5086が判定した結果をI2Cで読み込めるので、それを使うことにします。
液晶には白文字、青背景のキャラクタ液晶を使ってみることにして、MSP430 (以下, (L)をつける)で液晶を制御します。液晶側のMSP430(L)はI2Cスレーブとし、マスタであるアンプ側のMSP430(A)からステータスを送ります。液晶と駆動に必要なMSP430(L)を搭載した液晶表示基板を作ります。
■液晶表示基板
液晶表示基板の回路図を図3に示します。キャラクタ液晶は、Linkman の TC1602E-13Tを使っています。HD44780互換の、SUNLIKE のSC1602なども使えます。バックライトの配線は回路図に含めていませんが、5Vをアンプ基板から供給します。電源(VCC)は 3.3V です。液晶用の負電圧は MSP430F2012(L)で作るパルスから、チャージポンプ式の回路で作ります。
アンプ基板と液晶表示基板の間は、VCC(3.3V), GND, SDA, SCLをつなぎます。キャラクタ液晶のバックライト用の5VとGNDもアンプ基板とつなぎます。デバッグ時には、VCC, SBWTCK, SBWTDIO, GND を、デバッグ・ボード(eZ430)とつなぎ、SDA, SCL, GND をアンプ基板とつなぎました。
光永 法明





