メイン

PCオーディオでコンサートホールを アーカイブ

2009年2月 9日

PCオーディオでコンサート・ホールを実現(1)

ピュア・オーディオのマニアにはなり切れず現状がわからない

 ベルリンフィルが今年の1月6日からインターネットで演奏会のライブ配信を開始しました。ベルリンフィル(ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団)もサイモン・ラトルを芸術監督、主席指揮者に迎えて新しい時代に向けての改革が進められています。
 カラヤンのLPを再生するために、パイオニアの30cmのウーファ、スコーカ、ベリリウム・ツィータの3チャネル構成のスピーカ・システムを用意し、各スピーカ・チャネルごとにトランジスタのアンプを自作したこともありました。その後、オーディオの衰退と共に遠ざかっていた世代にはPCオーディオなど再生の仕組みが多様になり、ソースもディジタル化された現状には、浦島太郎の思いです。

続きを読む "PCオーディオでコンサート・ホールを実現(1)" »

2009年2月18日

PCオーディオでコンサート・ホールを実現(2)

PCのオーディオ・システム
  最近のPCのオーディオ・デバイスはHigh Definition Audioデバイスとなっています。今までPCのオーディオについてはまったく無頓着で、PCのオーディオ規格がPC97から変わっていることをはっきり認識していませんでした。オーディオはCD、DVD、BSのハイビジョン放送などが対象で、PCをオーディオのソースと考えていなかった結果です。


High Definition Audio(HDオーディオ)
  High Definition AudioはHDオーディオとも呼ばれ、2004年インテルにより従来のAC97(Audio Codec)の後継規格として発表されました。
 HD(High Definition)の高精細度はオーディオの高精度化のほかに映像の高精度化にも使用されています。HD映像の実現で、実物以上の存在感のある、マルチメディアを誰でも手に入れることができるようになりました。
  30年近く前に当時エレクトロニクスショーと呼ばれていた晴海の展示会でNHKのハイビジョン映像を初めて見たときその実物以上の表現力に、“観る”ことと“見えている”ことの意味を考え直されました。
 この実物以上の表現力が日常のものになり、ピークを過ぎた女優には厳しい時代になりました。

PCS010010.jpg

続きを読む "PCオーディオでコンサート・ホールを実現(2)" »

2009年2月23日

PCオーディオでコンサート・ホールを実現 (3)

PCのオーディオシステム HDオーディオについて
 以前のPCでは、マザーボードのオンボードのオーディオ入出力は次に示すように、ヘッドホン出力(ラインOUT)、ライン入力、MIC入力しか用意されていません。そのため、AC97のPCオーディオで用意されている、7.1チャンネルの出力や、S/PDIFのディジタル出力などが必要な場合は、オーディオ・カードを別に用意する必要がありました。

PCS030020.jpg

続きを読む "PCオーディオでコンサート・ホールを実現 (3)" »

2009年3月 5日

PCオーディオでコンサート・ホールを実現 (4)

PCのオーディオ・システム HDオーディオについて
オンボードのオーディオ出力
 オンボードのオーディオ出力は次に示すように、16ビット/サンプリング・レート8kHzの電話の音声の品質から、24ビット/192kHzのサンプリング・レートまで対応しています。
 ソースさえ入手できれば、オンボードのオーディオ出力でCD以上の音質の再生ができそうです。

PCS040010.jpg

続きを読む "PCオーディオでコンサート・ホールを実現 (4)" »

2009年5月12日

PCオーディオでコンサート・ホールを実現 (5)

オーディオシステムの特性チェック
 PCオーディオを検討するに当たって、再生システムの状況を確認するための音源を用意します。PCが中心の仕組みですので、今回は電子回路のシミュレーション・ソフトの信号源作成の機能を利用することとします。

LTspiceを使う

 オーディオ・テスト用の信号発生のソフトもありますが、ここでは、リニア テクノロジー社が無償で提供している電子回路のシミュレーション・ソフトを利用します。
 このLTspiceは、無償で提供されている電子回路のシミュレーション・ソフトですが、利用するにあったって機能の制限はなく、機能強化も頻繁に行われています。リニアテクノロジー社のデバイスの多くが、実際の回路を組む前にこのLTspiceによりPC上で回路の動作を確認することができます。多くの電子回路のシミュレーション・ソフトは高価で、無償で提供される評価版もありますが、シミュレーション条件に制限が設けられています。
 LTspiceは最近「LTspice入門」(CQ出版)も発売され、初心者でも容易に入手し利用できる環境が整ってきました。今回、インストール、基本的な使い方はそちらを参考にしていただき、オーディオ・システムのチェックのためのテスト信号をWaveファイルとして作成します。

続きを読む "PCオーディオでコンサート・ホールを実現 (5)" »

2009年5月15日

PCオーディオでコンサート・ホールを実現 (6)特性のチェック

位相の違いの確認
 ステレオの再生では、左右のスピーカの位相を合わせています。左右の位相を反転させて、どのように聞こえるか試してみます。
 電圧源で作成する正弦波の仕様を設定する項目の中に、位相の遅れを指定する項目があります。次に示すように、Phi[deg]の項目に180を指定すると180度位相が遅れた正弦波が得られます。

PCS060005.jpg

続きを読む "PCオーディオでコンサート・ホールを実現 (6)特性のチェック" »

2009年6月 4日

PCオーディオでコンサート・ホールを実現 (8)特性のチェック(2)マイク、録音のソフト

PC用のマイク
  PC用コンデンサ・マイクロホンのコネクタは、次に示すようにステレオのジャックと同じような3入力子のプラグになっています。一見ステレオのジャックと同じですが、マイクはモノラルで3入力は、コンデンサ・マイクロホンに電源を供給するための電源ラインが追加されているためです。

PCS080090.jpg

続きを読む "PCオーディオでコンサート・ホールを実現 (8)特性のチェック(2)マイク、録音のソフト" »

2009年6月15日

PCオーディオでコンサート・ホールを実現(9)

周波数特性の測定のための準備
  マイクを入手し、スピーカから音声を録音してWaveファイルに保存するためのフリーソフト「超録」をダウンロードしました。

 その他に、テスト信号を作成するためのフリーソフト「WaveGen」と周波数特性を測定してグラフ表示することのできるフリーソフト「WaveSpectra」を使用する予定でいます。これらのソフトの開発者のefu氏のホームページからダウンロードして準備しました
       http://www.ne.jp/asahi/fa/efu/index.html
 また、efu氏のホームページにはWaveGenとWaveSpectraを使用してオーディオ・システムの周波数特性などを調べるための方法、問題点などが詳しく説明されています。まず、この説明に従い手元にある幾つかのオーディオ・システムの特性を調べてみます。

超録
  Windows Vistaに添付されているサウンド・レコーダーは、1分間の録音に対応していますが、それ以上の録音ができないのと筆者のVistaの環境ではWMAファイルへの保存しかできません。LTspiceなどでシミュレーションの信号源として録音したデータを使う場合も対応できませんので、次に示す超録のフリーソフト版を利用する予定です。

PCS090010.jpg

続きを読む "PCオーディオでコンサート・ホールを実現(9)" »

2009年6月22日

PCオーディオでコンサート・ホールを実現(10)

部屋の中で一番うるさいのはPC
  スピーカの特性を測るための準備として、マイクを部屋の中心においてPCに接続して拾った音の周波数特性を調べてみました。

 WS.EXEで測定した結果を次に示します。周波数分析の結果、330Hz近辺のピークが常時同じレベルを保っています。

PCS100010.jpg

続きを読む "PCオーディオでコンサート・ホールを実現(10)" »

About PCオーディオでコンサートホールを

ブログ「オーディオ工房」のカテゴリ「PCオーディオでコンサートホールを」に投稿されたすべてのエントリーのアーカイブのページです。過去のものから新しいものへ順番に並んでいます。

次のカテゴリは静音PCを作るです。

他にも多くのエントリーがあります。メインページアーカイブページも見てください。

Powered by
Movable Type 4.1