エレキジャックNo5のRIAAイコライザ記事の補足(1)
誌面の関係で説明しきれなかったRIAA特性周辺について、補足記事を何度かに分けてアップします。
RIAA特性とラプラス式
イコライザで使用するRIAA特性は低域での利得が大きく、高域になるにつれ利得が下がるという利得-周波数特性が規定されています。イコライザ回路の周波数特性は正式には電圧の伝達関数で入出力電圧信号波形の振幅比と位相差を表します。
誌面の関係で説明しきれなかったRIAA特性周辺について、補足記事を何度かに分けてアップします。
RIAA特性とラプラス式
イコライザで使用するRIAA特性は低域での利得が大きく、高域になるにつれ利得が下がるという利得-周波数特性が規定されています。イコライザ回路の周波数特性は正式には電圧の伝達関数で入出力電圧信号波形の振幅比と位相差を表します。
逆RIAA特性
イコライザの周波数特性誤差を確認するには、利得-周波数特性を計測し、RIAA特性の表と比較するといった面倒な作業が必要になります。
この面倒な作業を簡単にするのが逆RIAA特性回路です。正確な逆のRIAA特性回路が製作できれば、これをイコライザの前に挿入し、振幅-周波数特性が平坦な発振器で駆動します。すると、イコライザ出力の振幅-周波数特性がそのままRIAA特性に対する利得-周波数特性誤差になります。
逆RIAA回路を使って計測
図6が、逆RIAA回路を挿入して今回製作したイコライザを計測した結果です。20Hz~20kHzまでの範囲でおよそ0.2dBで、逆RIAA回路を使用せずに計測した結果(EJ5号記載)とほぼ同じになっています。