2007年10月30日
新刊紹介 プリント・パターン作成ツール PCBE
CQ出版社の「フリーソフトを使いこなそう」シリーズ(CD-ROM付)にまたまた新刊登場です.PCBEは,高戸谷隆さん作のフリーソフトで,プリント基板のレイアウトを自在に作成でき,さらにパソコンによるプリント基板作成上のフォーマットであるガーバーデータを入出力することもできます.
PCBEには,様々なパーツデータが部品ライブラリとして用意されています.これらをドラッグ&ドロップで配置を換えたり,またこれらの各レジスト穴をパターン線で結んだりと,プリント基板作成に特化したCADとして簡単に使えるのもPCBEの特徴です.作成中の画面表示についても,例えば,部品実装面のレイヤー,はんだ面のレイヤー,シルク印刷のレイヤーなどと分割作成でき,それらの表示/非表示も選択可能です.それらレイヤーごとの印刷も可能です.
私ブログ子が工作する際に,もっとも気にするのはしっかりとしたGND(アース)の確保です.高周波関係の回路では特にGNDが大事ですね.ノイズ対策にも必須ですが,これをユニバーサル基板で十分に確保しようとすると,何本ものすずメッキ線を束ねたり,パーツの足の残骸を束ねたりするなど面倒ですね.PCBEを使えばベタのパターンも作成でき,感光基板などへ転写して作成することで,本格的なプリント基板が再現できます.
著者の能登尚彦さんの話によると,レーザープリンターよりもインクジェットプリンターのほうが,ベタの部分がきれいに印刷でき,感光させる際に都合がよいとのことです.
ユニバーサル基板による作成もよいですが,PCBEは,オリジナル基板を作成するための一助になることは間違いないでしょう.
投稿者: takeshi 日時: 2007年10月30日 23:40 | パーマリンク |TOPページへ ▲画面上へ
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