2007年11月28日
FMモービル機のパワーモジュール交換
144/430MHz2バンドのうち,430MHzだけ電波が出なくなってしまったアルインコDR610(10W機)があり,調べたところ終段のパワーモジュールが壊れていました.そこでモジュールの交換をしました.

旧型のパワーモジュールは,最近,入手が難しく,DR610が430MHzで使用しているM57704MRも例外ではありません.
Webで検索してみると,SC1316(アイコム機で使われている)というモジュールと代替であることがわかり,そのパワーモジュールを入手して交換をしました.
最初に申し上げますが,ご自身での修理は「自己責任」でお願いいたします.
■パワーモジュールは壊れているのか?
テスターを併用した高周波検知器を作り(図1),使用可能な144MHzのパワーモジュールにあてたところ,テスターの針が振れることが確認できました.同様に430MHzのパワーモジュールへあてるとまったく振れません.

■パワーモジュールの交換
1:M57704MRを取り除き,基板にハンダの山が残らないよう綺麗に除去する.
2:SC1316の5本の足の長さを決める.
注:SC1316は10Wのパワーモジュールで足は細く曲げやすいが,ハイパワー用モジュールは太く堅いので,基板に載せてから強引に曲げるとモジュール内部の基板から足が浮いてしまうことがある.ラジオペンチで丁寧に曲げてから取り付けること.ハンダこて(20W型がベター)の熱に注意してあて過ぎないこと.
3:交換後,高周波検知器をあてテスターの針が触れるかを確認する.
4:ダミーロードとの間につないだパワー計で出力を再確認して修理完了.

■ついでにトーンスケルチユニットの増設
旧式リグのオプションは,これまた入手困難なものばかりです.新調時に購入しておくべきですね.
DR610用のトーンスケルチも別売で,Webで探して在庫1個というショップを発見,すかさず注文したのですが,手違いで在庫がないとのこと.しかしショップの方のご厚意で1週間かけて探していただき運良く入手できました.
DR610は,付属のトーンエンコーダユニットとトーンスケルチユニットと差し替えるだけです.

■パワーモジュールは機種よって違う
パワーモジュールは,見かけは同じでも中身が違うので,適当に選べません.
M57704MRを使用しているほかのFMモービル機としては,TM-733/833,FT-4600/4800/4900/8500/5800/,C5700,DR450などが該当します.
また,パワーモジュールの代替例では,M57788MRとSC1318が同様です.
なお,代替のモジュールに変更した際の免許手続きは,指定事項の変更ではないので届出は必要です.
投稿者: takeshi 日時: 2007年11月28日 02:38 | パーマリンク |TOPページへ ▲画面上へ
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