■ CCS-C言語コンパイラ
CCS-C言語が販売されているわけではありません。
CCS-C言語の文法に則った書き方のテキストをPICで動作可能な形式に変換してくれるソフトを「CCS-C」と呼んでいます。この変換ソフトのことをコンパイラというので、「CCS-Cコンパイラ」ともいいます。
PICプログラミングはハーウェアに密接しています。そこが「PICのプログラミングは難しい」と誤解を招いている点だと思います。CCS-CはPICの性能を可能な限り引き出しつつも、プログラマの負担を減らすようにわかりやすい記述になっています。
PICプログラミングのスタンダードになりつつあるこのCCS-C言語は有料ですが、PICプログラミングをマスタしようと考えているのであれば一番お勧めできるコンパイラです。
■ ほかのC言語
PICの動作を記述できるC言語コンパイラはまだもあります。
HI-TECH社のPICC LITE
上の製品は、フリーのPIC用C言語コンパイラです。フリー、つまり無料で使うことができます。
「無料のがあるのだったらそちらを使えばいいんじゃないの?。」と考えると思います。筆者も最初はそう考えました。
「自分の頭で絞り出したC言語のソース・ファイルは素晴らしい財産である。」
使用するC言語コンパイラを決定し、プログラミングを行うとします。苦労して考え、うまく動作すれば立派な知的財産となります。
PICのC言語プログラミングはハードウェアへの依存がとても大きくなっています。新しいPICが発売されたときに、自分のコンパイラが対応できなかったら困ります。せっかくなじんだコンパイラをほかに移行するのはとても大変です。
CCS-Cはその心配が一番少ないコンパイラだと思います。
次回はC言語による記述(ソース・ファイルの入力)とコンパイルの具体的な方法について説明します。

PICマイコンでつくるインドア・プレーン
みんなで作ろうインドア・プレーン