■ 回路図の作成
作りたいものが決まれば、回路を設計します。設計した図面を回路図といいます。手書きでもかまいませんが、回路図専用のCADを使うと楽に作成することができます。
■ 回路図CAD
ここで紹介するのは回路図エディタ BSch3V(ビーエスサンブイ)です。
水魚堂さんが提供してくれています。素晴らしいできばえですが、フリーなので、自由に使えます。使い方も簡単で、起動して適当に使っていてもなんとなく使えてしまいます。
http://www.cqpub.co.jp/hanbai/books/12/12371.htm
もうちょっと詳しく知りたい場合は、上記の本を購入してください。

PICのピンの書き方
左右のPICは全く別のPICに見えますが、同じPIC16F84Aの回路図記号です。
左は実物と同じピン配置になっているので、実感しやすいのが特徴ですが、PICのポートは左右にまたがっているので、配線はごちゃごちゃになりやすくなります。
右は実物とは全く違う配置です。ポートを右側にまとめてあり、配線が見やすくなります。製作するときには実物のピン配置に置き換えて製作します。
慣れてくれば右側の方が見やすいと思いますが、筆者は実感しやすい左側のほうが好きなので、今後の説明も全て左側に準じた書き方をします。
■ 基本的な約束
回路図に書く場合、PICに限らず、見やすさを中心にピンが配置される図面を多く見かけます。このような図面は製作の際に部品を対応させるのに苦労するので、回路図上に実際のパーツのピン配置を記載するようにしています。
・電源は+5Vなどと具体的な電圧、グラウンドはGND ・線の交点は黒丸 ・グラウンド線は省略せずにすべて記載 ・部品の型番、足の意味もすべて記載
回路図のとおりに接続すれば動作するはずです。やや煩雑になりますが、省略した線はありません。これらの記述方法は実際の回路図を見て、筆者が「暗黙の約束」を知らずに困ったことが多かったために、「なるべく回路図にすべてを記載したい」と思ったためです。
次の章では、作成した回路図より基板パターンをデザインする方法を説明します。

PICマイコンでつくるインドア・プレーン
みんなで作ろうインドア・プレーン