回路図のPICは実物のPICと同じピン配置にしてあるので、見比べてください。逆に接続すると、PICが壊れてしまいます。「恐怖の逆接」と呼ばれています。
■ セラロック
青い小さな部品はセラロックです。小さな字で20と周波数が印刷されています。10と書いてあれば10MHz用です。
■ ICソケット
PIC専用というわけではなく、一般の18ピンIC用です。PICは基板組み立て後にプログラムを書き込むことが多く、また、完成後にもプログラムの書き換えをすることもあるために、抜き差し可能なソケット使うことが一般的です。
このソケットには丸ピンと平ピンの2種類があります。丸ピン・ソケットはPICを差し込むソケットが丸形、平ピンはフラットな板になっています。
丸ピン・ソケットのほうが抜き差ししやすく、高級品です。びっくりするほど高価ではないので、実験基板には丸ピン・ソケットを使用しましょう。
もっと頻繁に抜き差しを行うPICライタには、「Zero Insertion Force socket :ZIF」と呼ばれるレバーで足をフリーにできるソケットが使われています。
■ LED(発光ダイオード)
直径3mmの赤色LEDです。
LEDには+、-があります。
+:アノード(A)
-:カソード(C)
と呼んでいます。
買ってきたばかりのLEDの足は、片方が長くなっています。この長い方が+:アノードです。
回路図の+とかかれている方で、三角形のおしり側になります。
拡大写真を見ると、マイナス側が受け皿のようになっているので、ここで区別してもよさそうなものですが、受け皿がプラスの製品もあるようです。足の長さで判断してください。
■ 赤外線受光素子
赤外線受光素子PL-IRM0208-A538です。
5V用の素子です。レンズ部分が盛り上がっています。この面を表に向けて、左から、
信号・GND・+5V
です。
■ 78L05、78L005
3端子レギュレータ用IC 7805シリーズです。
78と05の間にLが入るものに78L05と78L005があり、容量100mA、150mAとなっています。ピンは位置は同じなのでどちらを使ってもかまいません(写真は78L05)。
平らな面を向けて左から、
出力・グラウンド・入力です。
ほかの7805を使う場合にはピン配置が違うので、確認してから使ってください。
逆接すると、「ぽん」といい音がし、ちょっといいにおいがただよって壊れます。
■ 電解コンデンサ
筒状の黒っぽいパーツが電解コンデンサです。
電解コンデンサには極性があります。
足の長いほうが+、短いほうが-です。写真のように筒の部分にも大きく「-」記号が書かれてるので、間違いは少ないと思います。
もうひとつ、電解コンデンサには耐圧が書いてあります。
コンデンサの筒の部分に10V、6.3Vと書いてあるのがそれです。耐圧とは、コンデンサが耐えることのできる電圧のことです。この耐圧を超える電圧をかけ続けるとやがてコンデンサは破裂します。
以前のコンデンサは「ぽーん」といい音がして破裂し、中の電解液を含んだ紙をまきちらしました。最近のものは「ぷしゅっ」と音がするだけです。
今回の回路では47μFのコンデンサを使っています。47μFという値も筒に書かれているので、わかりやすいです。電源回路の入力側は9Vなので、6.3Vでは破裂するおそれがあるので、10Vの耐圧としています。
出力側と赤外線受光素子の回路は5Vなので、6.3Vで十分なのですが、部品購入の際にまとめ買いをすると安くなります。それで、すべてのコンデンサを同じ耐圧で10Vとしました。
耐圧10Vよりも6.3Vのほうが小型になります。小型化を狙う場合には必要最小限の耐圧にすることも考える必要があります。
■ セラミック・コンデンサ
今回使うセラミック・コンデンサは0.1μFものだけです。
表面に104と書かれています。+、- の区別はありません。
このコンデンサ、PIC工作でよく使います。ひとつの基板に、5本、10本と使ってしまうこともあるので、大袋入りの購入をお勧めします。
次回は、残りの部品について説明を続けます。

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