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■ 電源回路の組み立て

 いよいよ、はんだ付けを利用した組み立てに入ります。
 最初に電源回路部分を組み立てましょう。

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電源回路に使用する全パーツ


 基板の部品面(銅箔の張っていない面)に、回路図を確認しながら、電源回路の部品を差し込みます。差し込む部品は次のとおりです。

78L05,電解コンデンサ47μF×2、セラミック・コンデンサ1μF×2

 セラミック・コンデンサ以外は足に極性があるので、注意が必要です。部品を穴に差し込んだら足を軽く開いて抜けないようにします。パターンに沿った方向に開くと仕上がりがきれいになります。

 部品の取り付けは、背の低い部品より行います。背の高い部品を先に取り付けてしまうと押さえるのに苦労し、高さがばらばらになってしまうためです。この回路ではセラコン→78L05→電解コンの順番で取り付けていくとスムーズにできると思います。

■ 部品のはんだ付け


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セラミック・コンデンサの差し込み

 部品の基板への取り付けは、はんだ付けにより行います。はんだ付けのコツは、

(1) 足と基板に同時にはんだゴテを当てて、1,2,3と数え、両方を同じ温度に加熱します。
(2) コテにはんだを押し当てて、足と基板にはんだを流します。コテは動かさずに、1,2,3と数えてはんだを流し込む感覚で行います。
(3) はんだが流れたらコテ離し、1,2,3と数えてはんだが冷えて固まるまでは絶対に動かさないでください。


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はんだ付けが終了したセラミック・コンデンサ

 「1,2,3」で暖めて、「1,2,3」ではんだを流し、「1,2,3」で固めます。はんだ付けは三拍子で行います。上手にはんだ付けができると、足を中心にはんだが富士山のように流れます。末広がりの縁起の良いはんだ付けを目指してください。天ぷらのようにぎざぎざしていたり、イモのようにぼてっとした感じのはんだ付けは「天ぷらはんだ、イモはんだ」と呼ばれて接触が悪く、電流が流れないために、動作不良の原因になります。

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 はんだが固まったところで、余分なリード線をニッパで切り落とします。切り落としたリード線はジャンパ線や基板の修理に使えるので、捨てないで保管しておいてください。

 残りの電源回路の部品すべてをはんだ付けします。加熱しすぎると部品が壊れるので、ほどほどにしてください。

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電池スナップ・リードのはんだ付け

 最後に、電池スナップの赤・黒のリード線を、写真の場所にはんだ付けします。スイッチを取り付けてしまうとこの後の作業がやりずらいので、仮止めとします。

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組み立てが終わった電源回路


■ 電源回路の出力確認

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5Vが出力された電源回路

 電池スナップに006P角電池を接続し、写真のポイントにテスタの端子を当てて、電圧を測定します。5V前後の出力が得られていれば電源回路は正常に動作しています。作例では4.98Vを得ることができました。3端子レギュレータを使っているので、出力電圧がふらふらと変化することはないずです。うまく動作しないときは78L05と電解コンデンサの極性を確認してください。78L05の差し込む向きを間違うと、「ぴちっ」と音を立てて壊れることがあります。

 部品の極性が合っているのに動作しない場合は、はんだ付けがしっかりできているかどうかを確認してください。また、基板につながっている場所がないかどうかも再度確認してください。



 電源回路は無事に動作しましたか? 次回はPIC周辺を製作し、LEDを点滅させます。


長野県飯田工業高校 竹内浩一

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2007年9月10日 09:44に投稿されたエントリーのページです。

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