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はてなブックマークに追加   8-3 赤外線変調について

■PPMと変調

 スイッチやジョイスティックから読み込んだ制御信号をPPM方式にPICを使って変換します。次に、このPPM信号を赤外線で送信します。

 赤外線は人間の目には見ることができませんが、れっきとした光です。デジカメやビデオ・カメラのモニタを通すと、赤外線LEDの"光"を見ることができます。

ir_led.jpg
デジタル・カメラで観察した赤外線LED発光の様子

 光を使って信号を送る場合、

信号がHiの間=点灯
信号がLowの間=消灯

という規則を作れば、とりあえずは送信することができます。

 ただ、この方式では満ちあふれているほかの光に邪魔されることも多く、遠くまで届かすことは困難です。
 そこで考えられたのが"変調"です。

■変調

 信号がHiの間=点灯という考え方は同じですが、点灯方式を「点灯しっぱなし」ではなく、「小刻みにON、OFFを繰り返す」方式が変調です。

henchou1.jpg
チャンネル信号・・・ピンクで囲まれた部分を拡大すると・・・

henchou2.jpg
13μSでON/OFFを繰り返しているのがわかります

 この小刻みの間隔を、

ON=13μs
OFF=13μs

にすると、
 ON、OFFを1周期とすれば
13μs+13μs=26μs

 26μSが1周期です。
1/周期=周波数

なので、
26μs・・・1000000μs(1秒)/26μs=38461.538=38×1000=38kHz

となり、13μs間隔でON、OFFを繰り返せば、変調周波数は38kHzとなります。

 プログラミングによりON/OFFを設定できるので、変調周波数は自由に設定できますが、受光素子が38kHzか57.6kHzの製品がほとんどです。そのため、この連載では38kHzの変調周波数を採用しています。

 この第8章で、赤外線送受信の基礎知識についての説明を終わります。次の第9章では、PIC赤外線送信ボードの製作に入ります。

長野県飯田工業高校 竹内浩一

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2007年11月26日 10:38に投稿されたエントリーのページです。

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