赤外線LEDには、パルス駆動により大電流が流れます。回路やファームウエアに間違いがあり、通常電流が流れてしまうと赤外線LEDを破損してしまいます。そこで、赤外線LEDを取り付ける前に動作確認を行いましょう。
■電源の接続
電池ボックスに006P9V角電池をセットします。用意できる場合は安定化電源を接続します。配線の赤が(+)、黒が(-)です。電源電圧は9Vに合わせます。
■電圧の確認
写真のようにPIC用8ピン端子にテスタを当てて電圧を測定します。写真右がプラス端子です。電圧が5V前後であれば電源回路は正常に動作し、回路に電気を供給しています。
■PICを使った動作確認
・赤外線2ch送信機TX2-006Pの動作確認用ファームウエアはこちらよりダウンロードできます【tx2_006p_kakunin.lzh】
いったん電源を切ります。ダウンロードしたTX2-006P動作確認用ファームをPIC12F683に書き込み、ソケットに差し込みます。向きを間違えないようにPICの切り欠きを確実に合わせてください。
電源スイッチをONにします。
・写真のPIC下(10kΩ半固定抵抗左側)のLEDが3回点滅後、点滅状態になれば、赤外線2ch送信機TX2-006Pは正常に動作しています。・1kΩ下側LEDは赤外線LED照射確認用です。38kHzに変調されているので、うっすらと点灯します。このLEDが明るく輝いていると回路のショートが疑われます。すぐに電源を切って確認してください。
この状態になればここまでの回路は正常動作しています。
■電圧調整
安定化電源を使用している方は、次の方法で電源電圧確認部を調整します。
・電圧を6.9Vにセットしてください。
・10kΩ半固定抵抗を回して点滅する場所で止めます。
・電源電圧を7V以上で点灯、6.9V以下で点滅を開始すれば正常動作です。
このLEDは電源電圧が6.9Vまで低下すると点滅し、電池交換を促す、バッテリ・インジケータの役目を果たしています。
次回は、赤外線LEDを取り付けます。
長野県飯田工業高校 竹内浩一
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