回路図ができたらプリント基板の設計に入ります。
最近は、試作プリント基板を安く作ってくれる業者が簡単に見つかるので、利用している方も多いようですが、ここでは基板も自分で作ってみようと思います。
基板を設計するソフトはたくさんあります。ここでは、回路図と連動して基板パターンを描くことのできるEagleを使ってみます。Eagleはわかりやすい入門書『プリント基板CAD EAGLE活用入門』がCQ出版社から出ているので、参考にしてみてください。
Eagleの操作方法に関しては、『プリント基板CAD EAGLE活用入門』を見てもらうことにして、自作プリント基板で気をつけたい点をいくつか紹介してます。
プリント・パターンで部品をはんだ付けするためのパターンを「フットプリント」と呼びます。Eagleは部品のフットプリントを組み合わせて基板パターンを描いていきます。Eagleはアマチュアも使用できるCADですが、ソフトウェア自体は、プロ仕様です。そのためフットプリントはリフローという熱風ではんだ付けを行う工程に合わせて描かれています。表面実装部品のはんだ付けが難しい原因の一つは、このフットプリントの大きさが、手作業で行うはんだ付け、いわゆる「手はんだ」用ではないからです。そこで、あらかじめフットプリントを手はんだできる大きさのパターンに直しておきます。

〇の中が修正した部分です。ICの足を載せるパッドを0.2ミリほど長くしてあります。修正前は、ICの足の長さにぴったりだったパターンですが、それより少しだけ長くすることにより、位置合わせが楽になり、はんだごてをあてる部分が確保され、手はんだがやりやすくなります。
ほかに、チップ抵抗、チップ・コンデンサは一回り大きいパターンを使う、リード部品はなるべく横にして配置するといった点に注意するとハンダ付けが楽になります。
