EJ No.5で紹介したUM77T(SOS IC)を使った回路で音を大きくしたい場合、上の図のようにインダクタとトランジスタを追加します。
UM77Tの出力は正弦波ではなくて、ON/OFFが4kHzで繰り返される矩形波です。そ信号でインダクタをON/OFFさせ、発生する大きな電圧(逆起電力)を利用する方法です。
ちょっと鳴らしてみるという用途なら、図の回路で十分だと思いますが、シビアに見れば、インダクタによる逆起電力は、トランジスタなどにダメージを与えることもあり得るので用途によっては、インダクタにコンデンサ(0.1μF程度)を並列に接続したり、トランジスタのB(ベース)-E(エミッタ)間にダイオードを追加(ベース側がカソード)したりします。
ここでふと考えたのですが、それだけ高い電圧が出るのならば、それでLEDを光らせれば、白色LEDでも光りそうです。
もし、UM77Tが1.5以下で動作るのであれば、電池1本で白色LEDをSOS点滅できそうです。早速、試してみると
1V程度でもちゃんと動作します。ただし、ICの仕様は、2V以上となっているので、動作保証はできません。
そこで下図の様な回路を組んでみました。
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結果は、電池1本でもちゃんと動作します。圧電サウンダからはSOSのモールス符号が鳴り白色LEDがそれに合わせて点滅します。
回路図の10μFはなくても、私の実験中には誤動作しませんでした。このIC、結構安定して動作するようです。部品数を1点でも減らしたい場合、10μFと100Ωは省略しても良いかもしれません。
動画は”um77t-1.wmv”こちらです。(音が小さくてごめんなさい)
um77t-1.wmv
