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AVRのプログラム環境(1) AVR Studio、WinAVRのインストール


 ここでは、AVRでプログラムを作る際の標準的な開発環境である、AVR Studioを使ってプログラムを開発する手順を解説します。まずは、無償で入手できるAVR StudioとWinAVR(gcc)をインストールして、アセンブラとC言語が使える環境を整ます。次に、簡単なプログラムを作り実際にターゲット・ボードに書き込んで動作確認するところまでを解説します。AVR Studioに付属のソフトウェア・シミュレータについても簡単に説明します。
 まだAVRを使ったことのない人向けに、AVRプログラミングの導入として最低限必要な事柄を中心に何回かに分けて解説して行く予定です。

 よく、PICと対比されるAVRですが、筆者がAVRを使い始めたのは最近のことです。PICのアセンブラに比べると、AVRのアセンブラは癖が少なく、なじみやすいもので、初心者にも適していると思います。無償でCコンパイラが入手できるため、あえてアセンブラを使う必要は感じられないかもしれませんが、tiny2313など、ROM容量の少ないものでは、アセンブラが有利です。
 そこで、この連載では、まずAVR Studioも含めて、アセンブラの使い方を簡単に説明したあと、Cコンパイラの説明に続けていきます。

 インストールに先立って、AVR StudioとWinAVRのプログラムを入手しておく必要があります。入手先は本記事末のURLを参照してください。この記事の執筆時のそれぞれのバージョンはAVR Studio 4.13 b528、WinAVR 070525です。

(1)AVR Studioのインストール
 CコンパイラであるWinAVRはAVR Studioに組み込んで、AVR StudioのIDE(統合環境)から利用できます。最初にAVR Studioをインストールした後にWinAVRをインストールします。
 まず、ダウンロードした実行ファイル"aStudio4bxxx.exe"を実行します。"xxx"の部分はビルド番号により変わります。とくに説明することもありませんが、"Licence Agreement"(ライセンス同意書)のページで"I accept..."にチェックをつけて、あとは指示に従って進めてください。インストール先を変更したい場合は、次の"Choose Destination Location"のページで指定することもできます。それ以外はデフォルトのままでよいでしょう。参考までにインストール中の画面のハード・コピーを掲載しておきます(画像をクリックすると大きくなります)。

(1)初期画面 (2)ライセンス同意書 (3)フォルダ選択
clip001.jpg clip002.jpg clip003.jpg
(4)セットアップ・オプション (5)インストール確認 (6)完了
clip001.jpg clip002.jpg clip003.jpg

(2)WinAVRのインストール
 AVR Studioのイントールが終わったら、今度はWinAVRをインストールします。ダウンロードした実行ファイル"WinAVR-xxx-install.exe"を実行します。"xxx"はりリース日時により変わります。
最初に言語を選択するダイアログ・ボックスが表示されますが、デフォルトで"Japanese"になっているので、それを確認して次へ進めます。ライセンス契約書で「同意する」のボタンをクリックすると、インストール先を選択するページが表示されるので、そこで必要に応じてフォルダを変更します。変更しなくてもかまいません。あとはデフォルトのままで進めます。参考までにインストール中の画面のハード・コピーを掲載しておきます(画像をクリックすると大きくなります)。

(1)言語選択 (2)確認画面 (3)ライセンス契約書
clip007.jpg clip008.jpg clip009.jpg
(4)フォルダ選択 (5)オプション選択 (6)完了
clip010.jpg clip011.jpg clip012.jpg

 これでAVRのプログラムを作る準備が整いました。
 AVR Studioには、デバッグ・ツールとしてソフトウェア・シミュレータが付いています。これはアセンブラでもC言語でも使用できるソース・レベルのデバッガで、各種I/Oレジスタやメモリ内容、C言語の場合は変数の内容を参照したり、変更することができます。
 また、ブレーク・ポイントを設定してプログラムを一時的に止めたり、1ラインずつ実行するシングル・ステップの機能もあります。ソフトウェアでAVRデバイスを模擬しているため制限がでることも多いのですが、プログラム・ロジックの確認にはかなり有効です。シミュレータの使い方についてもかいつまんで説明したいと思います。

●ソフトウェアの入手先

AVR Studio ATMEL AVR 8-Bit RISC - Tools & Software ダウンロード時に氏名、住所などの記入が必要
WinAVR SOURCEFORGE.NET

 次回は新規プロジェクトを作成し、アセンブリ言語の簡単なプログラムを書いてアセンブルします。


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コメント (1)

Chuck:

本記事にもAVRのタグを打っていただけると助かります。

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