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LEDイルミネーションの製作(第3回) 組み立てと配線

 前回は、雪の結晶をアクリル板で加工し、LEDを取り付けるところを説明しました。
 引き続き、回路の説明と組み立て、動作確認を行っていきます。

回路図
 CPUとダーリントンのトランジスタ・アレイ、それに5Vを作る3端子レギュレータです。電流は10mA程度ですが、電圧は12V以上なのでCPUに直結は厳禁です。トランジスタ・アレイは個別のトランジスタで構成しても大丈夫です。
 タイマの時間精度を上げたい場合には、回路図中の枠で囲んである部分のセラロック(10~20MHz、水晶ならなお良い)を接続しておいてください(セラロックを接続しても内蔵CR発振モードは使える)。ただし、ソフトの修正が必要です。ソース・ファイルは後日公開しますので、構築できる環境をお持ちの方はトライしてみてください。
 電源を24Vにするときは、オブジェの回路はLED6個直列接続できます。電流制限抵抗は下記を参考に調整してください。
   回路図.pdf
  
* 電流制限抵抗の決め方
3f1.png
 今回使った白色LEDは公称7000mCd、20mAくらい流して最大光量を得ますが、このアプリケーションでは6個も使うので、一つあたり5mAくらいで十分と考えました。5mAでのLEDのVfは3V程度、トランジスタ・アレイのVfはこの電流領域では0.6Vくらいとみて、3個ずつの並列では、
   Vf(全部)=3V×3個+0.6V=9.6V
 残りの12V-9.6V=2.4Vを5mAにすると、
   2.4V/5mA=480Ω
 そこで、470Ωにしました。

 24V駆動で6個直列では、
   Vf(全部)=3V×6個+0.6V=18.6V
 残りの24V-18.6V=5.4Vを5mAにすると、
   5.4V/5mA=1.08kΩ

 ガンガン流してしまおう、という方は20mAで計算してみてください。ただしVfは3.6V以上に上がり、結果的に残った電圧は0.5V以下の計算値になってしまいます。こうなると抵抗を計算しても20Ωぐらいになってしまいます。部品のバラつきを考慮すれば、抵抗は50Ωぐらいで抑えておくのがよいでしょう。

 24V駆動のときは、5Vを作る3端子レギュレータの入力側のパスコンは耐圧50V以上のものを使いましょう。

部品リスト
hyou1.gif基板の配線

3p1.jpg
基板の表面。6ピン・コネクタはデバッグ用なので、通常は必要ない

3p2.jpg
ラッピング線で配線

オブジェの配線
 製作例では抵抗と各LEDは空中配線です。「遠くからは目立たないだろう」と手を抜いてしまいました。少し見苦しいですね。使用している白色LEDは静電気に弱いということなので、注意して配線してください。
3p3.jpg
 上の写真では、赤・黒の線で基板につなげます。

動作確認
 CPUはソケット実装にしておきます。LEDの極性はよくチェックしてください。逆耐圧を超えると簡単に壊れます。まずはCPUを実装しない状態で、電源を接続してCPUのVdd(Pin14)に5Vがかかっていることを確認します。
 そしてオブジェを取り付け、該当するI/Oピンに5Vを印加(安全を考えて1kΩくらいの抵抗を介してください)すると、該当するオブジェが点灯します。この光り方がこの回路の最大光量です。

 次回は、プログラムの説明をします。
<高野慶一>

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