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HC08マイコンの使い方QY4A編 -
《6》 CodeWarriorでテスト・プログラムを作ろう

◆ CodeWarrior を起動する 

★ 始める前に ★ 使用する COMポート番号を COM1 にしてあることを確認してください。本物のシリアル・ポートでも、USBシリアル変換による仮想COMポートでも、どちらでも当てはまります。 Windows XP の場合は マイコンピュータを右クリック → プロパティを選択 → ハードウェア タブを選択、デバイスマネージャをクリック → ポート(COMとLPT) で確認、変更ができます。
 ほかのデバイスが COM1 を使用している場合は、それを COM1 以外の番号に変更して逃がしておいてから、使用する COMポート番号を COM1 にします。設定したら必ずパソコンを再起動してください。 参考文献[1] にも詳しい説明があります。

 
 それでは、第4回でインストールを済ませたCodeWarrior を起動してみましょう。通常は、パソコン画面の左下にあるスタート・ボタンから → (すべての)プログラム → Freescale CodeWarrior → CW for Microcontrollers V6.1 → CodeWarrior IDE を選択して起動させてください。 V.6.2 の場合も同様ですが、使い始めて 30日以内は登録をうながす画面が開くので、【Register Later】 (後で登録、つまり今は登録しない) をクリックしてください。 

cw_regist00.jpg  もし下図のような Startup Dialog が出た場合は、Display on Startup のチェックを外して【Start Using CodeWarrior】 をクリックすれば、次回の起動時から出なくなります。
  

flash_pgm27.gif ◆ CodeWarrior を起動する

 それでは、新たなプロジェクトを作ってみましょう。【New Project... 】 アイコンをクリックします。
 

flash_pgm1.gif

 使用する細かい品種と接続方法を指定します。MC908QY4A のときは derivative の欄で HC08 → Q Family → MC68HC908QY4A を選択します。このとき、使用するマイコンに合わせて HC と HLC を間違えないように、また、末尾に A が付くか付かないかも注意して選択してください。 Connection は Mon08 Interface を選択して 【次へ】 をクリックします。
  

flash_pgm2.gif

 C言語のみにチェックを入れておいてください。プロジェクト名と格納位置を決めるために 【Set... 】 をクリックします。
 

flash_pgm3.gif

 例として、C: ドライブのルートに HC08 というフォルダを作り、そこに test61 を作成しました。【保存】 をクリックします。
 

flash_pgm4.gif

 下の画面のようになりました。【完了】 をクリックします。
 

flash_pgm5.gif

 Did you know... (こんなことご存知ですか?) が出る場合がありますが、読まなくても問題はないので、【Close】 をクリックして閉じてしまいます。Show Tips on StartUp のチェックを外しておくと、次回の起動時からは出なくなります。
 

flash_pgm9.gif 統合開発環境(IDE)の画面が出てきました。左の枠の中にある main.c をダブルクリックして開いてください。
 

flash_pgm10.gif

 右側の枠に main.c のソース・ファイルが開きました。このままでは 「何もしないプログラム」 なので、プログラムを少し書き換えましょう。
 

flash_pgm11.gif


◆ エディタの表示を日本語フォントにする

 その前に、コメントに日本語が使えた方が便利ですから、フォントの設定を変えておきます。【Edit】 メニューから 【Preferences...】 を選択します。フォントとタブの設定は、自分の好みに合わせて変えても問題ありません。

flash_pgm12.gif

 ついでに、Cプログラムの形について、設定を変更したい人はここで変更ができます(変えなくてもまったく問題ありません)。 決まったら 【OK】 をクリックしてください。
  

flash_pgm13.gif

 
◆ スイッチとLEDを扱うプログラムを作る

 プログラム・ソースは、コメント部分に矢印()を入れた3行を追加しました。クリックして拡大できますので、よく見て同じように変更してください。
 なお 「 // 」 から右はコメントなので、書いても書かなくても問題ありません。
  

flash_pgm14.gif
プログラムの説明 (今は理解しなくても大丈夫です)
 ごく簡単な内容で、PUSH SW(スイッチ) につないだ PTA3 が Low になったときだけ PTA1 につないだ LED(カソード側)が Low になって点灯するというものです。
 PTA3 は内部プルアップ抵抗を有効にしています。簡略化した下記の回路図を参考にしてください。 PTA3 に付けた抵抗は、もし PTA3 を出力に設定して High レベルにしてしまった場合、PUSH SW を押したとき大電流が流れないようにするための保護部品です。ちなみに PUSH SW を PTA2 につなぐ場合は、PTA2 が入力専用のポートなので同様の問題は起きないため 1kΩの保護部品は不要です。 
  

starter_qy4test.gif

 

 次回は、引き続きフラッシュ・メモリにプログラムを書き込み、マイコンを動かしてみます。
 

『参考文献』
「試しながら学ぶHC08マイコン入門」 (CQ出版)
第10章 統合開発環境 CodeWarrior を使ってみる

組み込みエンジニア 川野亮輔

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