LANTRONIX社のXportによるNetwork入門キットを使用して、マイコンをイーサネットに接続してみます。
Xportとは
Xportは、親指くらいの大きさのモジュールでLANケーブルのRJ-45のコネクタを少し大きくしたくらいの大きさです。この中にインターネットのイーサネットとシリアル通信の変換機能、非常にシンプルなWebサーバ、3ビットのディジタルI/O、メールの送信機能などが凝縮して盛り込まれています。
ADT製の入門キット
ADT社から発売されている「Xportを使ったNetwork入門キット」は次に示すように、RS-232Cインターフェース、ディジタルI/Oとのやりとりを行うためのコネクタが用意され、Xportが1台セットされた評価ボードとドキュメント、ユーティリティのCD-ROMがセットされています。
安定化された5V電源を用意
入門キットには、電源は含まれていません。そのため電源を別に用意する必要があります。外部から供給された電源がそのまま基板の10ピンのコネクタの9番ピンに5Vの電源として接続されています。そのため、スイッチング・タイプの5V出力のAC-DCアダプタを用意します。
電源とネットワーク・ケーブルを用意する
入門キットは電源とLANケーブルを用意すると、付属のCD-ROMにあるユーティリティのデバイス・インストーラでXportの動作を確認することができます。
次回にはPCにデバイス・インストーラを導入し、ネットワークに接続されたXportにアクセスしてみます。
Xportの安価な評価キット
このキットは、Xportの純正の評価キットが2万円以上するのに対して、1万円前後で入手できるコストパフォーマンスの良いキットとなっています。若松通商からも安価なXportの評価キットが同程度の価格で発売されています。若松のキットはRS-232Cの変換部分と別になっています。ADTの今回の入門キットは一体になっていてRS-232Cのインターフェースを使う場合扱いやすくなっています。
シリアル通信をマイコンと直結する場合は、若松のように分割しているほうが扱いやすく、目的によって一長一短と選択に困りますが、ほかの評価システムに比べ安価ですので、両方そろえるのも困難ではありません。
