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作りながら学ぶPICマイコン入門のフォロー(23)


アセンブラの代わりにCで動かしてみる(11)
タクト・スイッチを押したときにLEDが点灯する状態をデバッグ

  PICkit3を使用すると、PICに実装されたプログラムをステップ動作させて、プログラムの実行状態の詳細を確認することができます。
 前回作成したプログラムをそのまま利用してデバッグする方法を以下に示します。

デバッグ・モードを指定
  次に示すように、Build ConfigurationでDebugを指定し、Build時にデバッグに必要な機能を盛り込むように設定します。デバッグを使用しないでプログラムを書き込む場合、Build ConfigurationでReleaseを指定します。
 Debugを設定した後、このBuild Configuration の設定値を反映させるためには再ビルドが必要になります。

PIC230010.jpg

デバッガの指定
  使用するデバッガを指定します。メニューバーのDebuggerをクリックすると、次に示すように利用できるデバッガのリストが表示されます。


PIC230020.jpg ここでは、PICkit3を指定します。PICkit3をプログラマとして使用していましたので、次に示すように、同時にプログラマ、デバッガとしては利用できないので、プログラマをアンロードしてデバッガのモジュールを用意してよいか聞いてきます。

PIC230030.jpg 「OK」ボタンをクリックして次に進みます。

デバッガから電源を供給する
   デバッガの選択時に、PICkit3が接続されていないと、PICkit3が接続されていない、PICkit3にテストするボードが接続されていないと、ターゲット・ボードがないと警告が表示されます。ターゲット・ボードに電源が供給されていない場合PICkit3から電源を供給することができます。
 次に示す、デバッガのメニューのSettingで電源供給の設定ができます。また、PICkit3を再接続する場合は、このメニューReconnectでデバッガへの再接続が行われます。


PIC230035.jpgPICkit3の設定
  PICkit3 Settingの「Power target circuit from PICkit3」をクリックして 電源供給を指定します。デフォルトで5Vに設定されています。回路の使用する電圧に併せて変更することもできます。


PIC230050.jpg 最近は、PICも3.3Vの電源電圧の物もありますので、電源電圧が5Vに設定されているので3.3Vの電源電圧のデバイスがセットされていたらダメージを与えるからチェックするように警告が表示されます。


PIC230060.jpg PICkit3と正しく接続されると次のように、PICkit3への接続、ターゲット回路のPICのデバイスのリビジョン番号が表示されます。


PIC230070.jpg デバッグを設定したあとビルドし、メニューバーのDebugger>Programを実行すると次に示すようにプログラムの書き込みが行われます。デバッグを行うためにはこのDebugger>Programでデバッグ・モードに設定されたプログラムをPICに書き込みます。

PIC230080.jpgデバッグのためのウィンドウを開く
   プログラムの進行を確認するために、Viewで表示されるリストからデバッグ時に必要となるWindowを表示します。


PIC230040.jpg Disassembly Listing 逆アセンブル・リスト、Program Memory プログラムがロードされたメモリの逆アセンブル・リスト、File Registers、Watchでプログラムの実行中のファイルの内容を確認します。

動作確認
   次に示すように、必要なウィンドウを表示しデバッグ動作で1命令ずつ実行します。ソース・プログラム、逆アセンブル・リスト、プログラム・メモリの各リストに緑の矢印で実行の様子が表示されます。

PIC230090.jpg 順番にプログラムを実行すると、ボタンを押したときにLEDが点灯する時の各レジスタの様子も確認できます。次回、その様子を具体的に確認してみます。
<神崎康宏>


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