PICマイコンの開発ツールの正式版、MPLAB IDE V8.0のインストールの後編、ダウンロードしたファイルをインストール操作手順を画面で説明します。パソコンのOSはWindowsXP(SP2)です。
・開発ツールの入手方法(前編)
・インストール手順(後編)
「作りながら学ぶPICマイコン入門」の読者の方から、回路図からユニバーサル基板を作成する場合、電源の記述もなく、回路図からどうやって部品を組み付けるか、どうやって配線を引き回してよいのかわからないとのご指摘がありました。実際、一般の回路図には電源ラインやグラウンドのラインの詳細な引き回しの記述がなく、初めて回路図からユニバーサル基板を作成する場合、戸惑うのが自然です。
「作りながら学ぶPICマイコン入門」を、「1-2はんだ付けの経験がなくても興味ある方なら誰でも作れるようになる」をより進めるために、回路図から各テスト基板作成の説明を行います。
はじめに
「作りながら学ぶPICマイコン入門」2005年5月に発売してから多くの方々から支援を得ながら改定を重ねてきました。本書の発売当時と状況が変わった事項も生じています。フォローとして次のようなことをここで説明確認する予定です。
マイクロチップダイレクトからPICKit3を入手
昨年アナウンスがあったPICKit3が、やっとMicrochipDIRECTから購入できるようになりました。早速ホームページから、MicrochipDIRECTのページに移り、VISAカードで決済し、注文してから4日で到着しました。
VistaでのMPLAB 8.20のインストール時のエラー
Windows XPの環境で、デフォルトの設定(コンプリート)のままインストールして、指示に従って応答するだけで特に問題なくインストールできます。基本的な流れは「作りながら学ぶPICマイコン入門」で示した流れと大きな違いはなくインストールが完了します。
Windows Vistaでのインストール
Windows Vistaの環境では、システム・アドミニストレータの権限でログオンしているにもかかわらず、途中で、システム・アドミニストレータの権限でログオンしてインストールするように、との警告が出て途中でインストールが停止してしまいます。
この警告を避けてインストールするために、インストール・プログラムの実行時に管理者としてインストールすると明示しました。
インストーラ実行時に管理者であることを明示
MPLAB IDEのプログラムは、CD-ROMのMPLABのフォルダにあります。このフォルダの中のInstall_MPLAB_v820.exeをマウスの右ボタンでクリックし、次に示すように「管理者として実行」を選択クリックしてインストーラを起動します。
PICkit3でプログラムを書き込む
PICkit3が入手でき、PICkit3対応のMPLAB8.20がインストールできました。まず、ブレッドボード上のテスト・ボード01にプログラムを書き込み、LEDを点滅させてみます。
書き込むプログラムは、「作りながら学ぶPICマイコン入門」の第5章のリスト5-1に示した最初のサンプル・プログラムです。
サンプル・プログラムをMPLAB IDEで作ります
メニューバーのProject>Project Wizard…を選択してプロジェクトウィザードを開始します。プロジェクト・ウィザードが開始されると次に示す開始ウィンドウが表示されます。このWelcome!のウィンドウを確認して、次に進みます。
引き続き、マイクロソフト社の次期Windows 7のリリース候補版(以下Win7RC)で、マイクロチップ社のPICkit-2 V2.61書き込みプログラムをインストールしてみました。今回のレポートは、この書き込みプログラムの動作を確認しました。
前回のレポート:
Windows 7 RCでのMPLAB動作確認レポート
http://www.eleki-jack.com/mycom2/2009/06/windowsrcmplab.html
アセンブラの代わりにCで動かしてみる
ブレッドボードとPICkit3でPICの動作確認が容易になるのが確認できました。
もう一つ厄介なことが残っていました。アセンブラでプログラムを書く場合、計算の処理などが必要になると手に負えなくなります。温度センサからのデータを入力しても多くの場合何らかの演算が必要になります。Arduinoを使ってみて高級言語を使った場合の手軽さを多いに実感していました。
MicrochipでPIC10/12/16用のCコンパイラ
2009年7月9日からHI-TECH C PRO for the PIC10/12/16 MCU Family compilerがダウンロードできるようになりました。製品の価格は、Microchip Directの販売価格が495$となっていました。
フルセットを45日間使用できる試用版のほかにフリーのlite版も用意されています。しばらくはフリーのLite版を使用することとします。
LED点滅のプログラム
PICのハードウェアの仕組みを理解して、仕組みに従ってアセンブラのプログラムを組む場合、関連するレジスタを拾い上げ、それらすべてに必要な設定を行うのが当たり前になっています。
しかも、それらのレジスタの設定は基本的にはmov命令を利用して、PICの仕組みそのものをなぞってプログラムの作成するので、あまり頭を悩ますことはありません。けれども、PICの動作の仕組みを調べるための労力と細かい手順をすべてをひとつひとつ記入しなければならず、その作業は面倒ですし、ミスも犯しやすくなります。
C言語を用いることによって、開発の労力は軽減されるでしょうか。
個々のデバイスの設定について対応する方法
PICマイコンの基本的なアーキテクチャは共通ですが、デバイスによって利用できる機能も異なります。そのため、C言語でプログラムを記述するためにも、それぞれのデバイスに応じたヘッダ・ファイルが用意されています。
標準のヘッダ・ファイルの格納場所
これら標準で用意された各ヘッダ・ファイルは、次に示すようにProgram Files\HI-TECH Software\PICC\PRO\9.65¥includeのフォルダに格納されています。
ここでは2,500円程度の低予算で,さまざまな計測に使える基板を作成する.USBインターフェースを備える市販のPICマイコン搭載基板(秋月電子通商のPIC18F2550-I/SO)を中心に構成するので,外付けが必要な部品の数は少ない.これにより,カウンタ,RS-485モニタからストレージ・オシロまで,10種類のアプリケーションを実現できる.連載第1回の今回は,使用する基板や部品の概要と,カウンタの実現方法について解説する.
MPLAB IDEが8.40にバージョンアップ
MPLABIDEの8.36ではOSのサポートOSはVistaまでで、Windows7は対象となっていませんでした。このMPLAB IDE 8.40でサポートOSにWindows7が追加されました。10月22日のWindows7発売日には入手し、Windows7上でMPLAB IDEの動作を確認する予定です。
PICkit1、PICkit2はWindows7でのサポートの記述はありませんでした。PICkit2の説明の中では、従来のOSの元では利用できますが、これから使い続けることは得策ではないというような記述がありました。
Windows7でのMPLAB IDE
Windows7を導入してMPLAB IDE8.40を動かしてみました。Windows7は今まで、MPLAB IDEなどを動かしていたPCにアップグレードでインストールしました。
PCは次のような仕様です。
CPU Core2 2.2GHz
RAM 2GB
マイクロチップテクノロジーは、PICの最新の技術情報を紹介する「エンベデット・デザイナーズ・フォーラム」を開催しています。その中の11月27日恵比寿スバルビルで開催されたフォーラムに参加してきました。
(1) 待機電力を最小限に抑えたXLP(超低消費電力)アプリケーション向けのPICの紹介
(2) PIC16F1拡張8ビット・コアMCU
(3) PIC32 32ビット性能でアプリケーションを拡張
(4) LCD、グラフィック・ディスプレイ・アプリケーションおよびUSBアプリケーション
そのほか、アナログ・センサの紹介がありました。
アセンブラの代わりにCで動かしてみる(9)
HI-TECH Cのクイック・スタート・ガイドのCのサンプル・プログラムを元に、ブレッドボードのPIC16F88でLEDの点滅を行ってみました。MPLAB IDEとPICkit3でプログラムを作成し、デバッグを行い、動作の確認を行いました。
今回より、新しくプログラムを作成し、少し詳しくHI-TECH CのフリーCコンパイラ(LiteMode)の使い方を確認していきます。題材としては、「作りながら学ぶPICマイコン入門」で使用したテスト回路をPIC16F88に置き換え利用する予定です。
当面のPIC16F88のピンの割り当て
PICのピンは、次に示すように各ピン多様な機能をもっています。
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