「RFIDソリューションEXPO」の第3回目が2008年5月14日(水)~16日(金)に開催された.展示エリアでは,出展者がRFIDを活用した各種ソリューションに関して,新製品や新技術を発表していた.
アクティブ型ICタグを展示していたマトリックスのブースでは,ICタグを備えた動くボールをカメラや判別区域によって場所を特定する目を引くデモンストレーションを行っていたので,レポートします.
デモンストレーションを行っていた水色の台の下に電線を縦に7本,横に5本張り,48種類の面に区切っています.このとき,1面ずつ磁界が発生しており,各面(エリア)にICタグを備えたボールが入ったとき,ICタグは各面からエリアIDを読み取り,面のIDとボールのIDを発信してどこの位置にどのボールがあるかを検出する仕組みです.
また,天井に備え付けたビデオ・カメラで台を監視し,入力映像からボールの動きを検出します.動いている物体を監視してICタグから発信があったかを調べ,ICタグの有無を判別、動いていないものは関知しないという考え方です.
今までの方法ではタグの有無はわかっても,各自に番号を割り振りさせていなかったので,タグをつけていない物体との分離検出を行えませんでした.このシステムは病院などで,病人や不審者の監視に応用される予定です.
デモンストレーションで用いていた動くボールは,単三電池で駆動するペット用のおもちゃだとのことです.
現在(2008年5月)特許出願中.