アナログ・デバイセズ社は、業界最高の低消費電力を実現した32×32アナログ・クロスポイント・スイッチ「ADV320x」ファミリを発表した。従来の32×32ソリューションより40%低い1.25Wの消費電力、競合の製品より3倍高速の300MHzという優れた帯域幅を実現する。CCTV(監視カメラ)などのコンポジット・ビデオ・ルーティングや、TV会議やディジタル・サイネージに用いられる高解像度ビデオ・ルータのようなコンポーネント・ビデオ・ルーティング向けに適している。
ADV320xファミリは、32×32マトリクスに配列した1024個のスイッチで構成されている。各入力にはバッファとシンク・チップ・クランプ回路が、各出力にはオン・スクリーン・ディスプレイ(OSD)グラフィックスを挿入するための2:1マルチプレクサが集積さている。また、400V/μsのスルーレートと60MHzで0.1dBのゲイン平坦性を特徴としている。
「ADV3200」はゲイン+1で、「ADV3201」はゲイン+2で動作する。パッケージは、省スペース(24×24mm)の176ピン露出パッドLQFP。ピン互換の32×16バージョン「ADV3202/3203」も供給している。