アナログ・デバイセズ社は、高精細テレビ(HDTV)やビデオ機器向け高性能ビデオ・アンプを発表した。ビデオ・フィルタ「ADA4420-6」と、コンパクトなトリプル・レールtoレール出力ビデオ・アンプ「ADA4855-3」および「ADA4856-3」の3種類で、1080p HDTVやHDホーム・シアター・システム、プロ用・産業用ビデオ・アプリケーションなどに最高の画質と電力効率を備えた製品を提供できる。
ADA4420-6ビデオ・フィルタは、数個のバッファ、ディスクリート製品、6個の独立したフィルタ・チャネルを集積しており、1チップでHD、SD(標準解像度)、S-Video、コンポジット・ビデオ信号をサポートする。6個のチャネルのうち三つはSD(Y/C、CVBS)信号用、三つはHDコンポーネント(YPbPrまたはRGB)信号用である。コンパクトな(0.197×0.158インチ)16ピンQSOPサイズとなっており、従来に比べ基板面積を85%、部材コストを50%低減し、製品の設計時間の短縮が可能になる。
ADA4855-3/ADA4856-3は、単一電源レールtoレール動作を実現すると同時に、システムのコストと複雑さを低減する。ディファレンシャル・ゲイン誤差0.01%、ディファレンシャル・フェーズ誤差0.01度、最高63MHz/85MHzまでの0.1dB平坦性で150Ωの負荷を駆動する。ADA4855-3はゲイン1で400MHzの-3dB帯域幅を、ADA4856-3は固定ゲイン2で220MHzを提供する。また、最高40mAの負荷電流を供給し、消費電流はアンプ1個あたり7.7mA、さらに、オンチップ・パワーダウン機能により電源電流を1mAに低減する。