TDK(株)は、1005形状(1.0×0.5mm)では世界最小となる厚さ0.3mmの薄膜バンドパス・フィルタを開発した。HDD用磁気ヘッド製造で培った薄膜技術を応用し、同社従来品(2012形状)比で体積が1/2という大幅な小型化、低背化を実現した。
新製品は、セラミックス基板上に銅線、絶縁体に加え誘電体も薄膜形成しており、内部導体の微細化と誘電体層の薄層化により、三つの共振器からなる3段のバンドパス・フィルタを実現した。主な用途は、携帯電話用の無線LAN、Bluetoothモジュール、Bluetooth対応のヘッドセットなどの信号品位確保。生産開始は2009年1月から、サンプル価格は100円。