アナログ・デバイセズ社は、プリント回路基板の使用面積を同クラスの競合製品に比べ50%抑えた4チャネル12ビットADC「AD9239」「AD9639」を発表した。競合のデュアル・チャネル製品が26ピンもの配線を要するのに対し、わずか8ピンの配線ですむため、高速信号処理アプリケーションにスペースの削減をもたらす。
AD9239は250MSPSで動作し、効率的なパケット化出力方式をサポートする。AD9639は210MSPSで動作し、JESD204準拠の出力方式をサポートする。両製品ともPLLと入力バッファ回路を搭載、低コスト、低消費電力、小型、使いやすさを特徴としている。1.8V単一電源で、消費電力はノーマル・モードで1.5W。さらに、高速ADCとしては初めてオンチップ温度センサを搭載しており、温度監視によりシステム動作を最適化することが可能になる。パッケージは、いずれも72ピンLFCSP。