No.11 きらきら光るスカートの仕組み

| | トラックバック(0)

●スキップしたくなるスカート
 エレキジャック No.11 では,回ると光るスカートを製作しています.未来のファッションをイメージしたのですが,いかがだったでしょうか.ここでは,その回路とプログラムについて簡単に説明します.

image0006.jpg


skirt1.jpg
図1 回ると光るスカートの動作例

●加速度センサで動きを検出する
 人が歩いたり走ったりしたときには体が揺れます.その動きを加速度センサで検出します.体を水平に保ったまま,その場で体を回転させたときには遠心力が働きますから,それも加速度センサで検出できます.Boarduinoのスケッチ(プログラム)では MotionDetected() 関数で検出をしています.閾値は ACC_THRESHOLD で定義しています.

 

skirt2.JPG●LEDの明るさ制御
 Boarduino (Arduino) のアナログ出力(正確にはPWM出力)のピンの数は限られていますから,ソフトウェアでLEDを高速に点滅させて,明るさを変化させています.ヒトの目に見えないぐらいの速さでLEDを点滅させ,点灯している時間と消灯している時間の比を変えて明るさを制御しています(MakePWM()関数を見てください).点灯時間が長ければ明るく,短ければ暗く見えます.

 

skirt3.JPG●LEDの点滅制御
 LEDの点滅をON/OFFで制御すると,ピカピカ感はありますが,ふわふわ感が欲しいというリクエストがあったので,少しずつ明るく/暗くなるようにプログラムで明るさを決めています(DeterminCurrentValue()関数).点滅する間隔は消灯したときに乱数で決め,複数のLEDが同時に点滅しないようにしています.

 

skirt4.JPG●LEDの個数を増やす
 そのままではBoarduinoの1つのピンで,LEDは1つしか点滅させられません.またピンの数は限られています.そこで,トランジスタアレイを使って電流を増幅させ,LEDの数を増やすことにしました.トランジスタアレイ側のピンは1つのピンで3つ程度点滅させても大丈夫です.その代わり,3つのLEDは同時に点滅します.それがわからないようにするには,スカートの反対側につけるなど工夫をします.

 

skirt5.JPG●電池を軽くする
 どうしても Boarduino には 5V の電源が必要です.単3電池だと4本必要になってしまいますから,006P電池(9V)から三端子レギュレータというICを使って5Vをつくることにしました.アルカリタイプの電池を使うと,連続でLEDを点滅させても1時間以上は大丈夫なようです.

 

skirt6.JPG スケッチ(プログラム)については、エレキジャックNo.11のサポート・ページからダウンロードしてください.

skato007.JPG
回路図

●プログラムのダウンロード
 ここでご紹介したプログラムは下記からダウンロードできます.

EJ11-LED_s.zip

カテゴリ

トラックバック(0)

このブログ記事を参照しているブログ一覧: No.11 きらきら光るスカートの仕組み

このブログ記事に対するトラックバックURL: http://www.eleki-jack.com/mt/mt-tb.cgi/2608


エレキジャック
エレキジャックのトップに戻る


雑誌 No.